ライフジャケットの種類
一般的に大まかな2つのタイプに分かれます。ガスの圧力によって膨らむ膨張式のライフジャケットと元々水に浮く素材が使われている浮力体式です。それぞれ特徴も違い一長一短がありますので詳しく見てみましょう。
膨張式
保管をする所の省スペース化ができるというのが、大きなメリットになります。海の上での船舶などで、場所をとらないというのは基本的なことです。また膨張式は手動式と自動式とに分かれます。これらも違いがあるので、一つ一つ見てみましょう。
自動膨張式
自動膨張機能はガスによってなされますが、位置づけはあくまでも補助装置という立場になります。自動で膨らまないときには、自分が紐を惹かなければなりません。ただ水の事故などでパニック状態の時には、自動式が安全面に寄与します。
手動膨張式
必ず膨張するというメーカー保証が無い自動膨張式に比べて、自分で紐を引くのでより確実に膨らむのが手動膨張式になります。その点はメリットですが、パニックに陥っている時に冷静にできるかが問題となります。
浮力体式
一般的に思い浮かべるライフジャケットで、発泡プラスチックなどの固形物が浮力体となっているタイプです。万が一水に落ちたとしても、すぐに浮かぶのでパニック状態になりにくいタイプとなっています。
ライフジャケットの形態
どこに装着するタイプかやどの様なモデルかでライフジャケットの形態も変わってきます。基本的に大別すると首周りに掛けるタイプと、腰回りにかけるタイプの2つになります。それぞれ特徴も違うので見ていきましょう。
首掛け型
文字通り首に掛けるタイプで肩掛け式とも呼ばれます。いわゆる一般的なタイプで装着時には動きに制限が加わるタイプとなっています。メリットは後述するウェストベルト型に比べて低価格なことです。
ウェストベルト型(腰巻型)
釣りをする人には一番人気がこちらのウェストベルト型で、腰巻型とも呼ばれます。周りからライフジャケットを装着しているように見え無いのが特徴です。違和感なくフィッシングベストなども着ることができ動きやすくなっています。万が一の事故の際にも浮き輪のように膨張するので安心です。
ウェストポーチ型
こちらもウェストベルト型と同様に、作業性が高いのが特徴です。上に着る物の制限がないのも同様です。違う点を挙げると落水時になります。水に落ちた時には首にかける作業が必要で、一旦膨らんだ後は仰向けになるので泳ぎづらくなります。これが欠点です。
おすすめ腰巻タイプのライフジャケット10選!
①Eyson インフレータブル ライフジャケット
スペック詳細
- サイズ:ウエスト55cm-120cm 男女兼用
- 重量:500g
- 初期浮力:11kg(約110N)
- 24時間後:10.95kg (-0.5%)
- 使用ボンベ Co2:24g
特徴と評価
これを付けてテトラポットによじ登るのも楽という声もでているウエストタイプです。色の種類も多く、お洒落さでも評価は高くなっています。自動膨張での値段的にコストパフォーマンス的にも優秀という声も多い一品となっています。
②シマノ ラフトエアジャケット ウエストタイプ VF-052
スペック詳細
- サイズ:フリー(腰回り/60-105cm)
- 外側素材:ナイロン100%
- 気室素材:ナイロン100%+ポリウレタン加工
- 浮力性能:7.5kg/24時間以上
特徴と評価
タイプAの桜マークが入っていると一安心を呼んでいるウエストタイプです。やはり乗合船での着用義務条件を満たしているというのが大きな魅力です。多くのライジャケはあいまいなものが多い中で信頼感が増す形となっています。シンプルさが好感が持てるという声もあり船釣りも安心です。
③Rakkaus perhe ライフジャケット 手動膨張式
スペック詳細
- ウエストサイズ:65㎝-130㎝
- 耐荷重:110kg
- 初期浮力:11.0kg
- 24時間後:10.95kg (-0.5%)
- 使用ボンベ Co2:24g
特徴と評価
釣りで装着しても全く邪魔にならないという声の多いライフジャケットです。ベスト型のライフジャケットを長期間着けていた方からすると、目からウロコで嘘みたいという声も上がるほど動きやすくなっています。価格もあって手動膨張式となっています。