イタヤ貝ってどんな貝?ホタテに似た美味しい貝を美味しく食べてみよう!

じっくり乾燥させたものは非常に美味しくまた高級感があります。貝柱からとったダシは上品で栄養価も高いので、毎日の料理に利用すれば体にとても良い食べ物です。乾燥した貝はアレンジもきくので隠し味などに使うのにも重宝します。

イタヤ貝のおすすめレシピ「炊き込みご飯」

イタヤ貝は生きていて鮮度の良いものが手に入れば是非お刺身にして食べていただきたいのですが、滅多に市場に出回ることがないので難しいです。ですが、冷凍や缶詰などは旨味が凝縮されているので上手に利用し調理するとホタテ貝と違ったイタヤ貝の旨味を感じることができます。

イタヤ貝の炊き込みご飯の特徴

簡単でとても手軽に作ることができ、イタヤ貝の旨味も存分に味わうことができるので是非作ってみていただきたい料理です。白米、玄米、五穀米とお米の種類を変えることもできるので栄養のバランスも良くおすすめです。

イタヤ貝の炊き込みご飯の作り方

  1. 野菜を切っていきます。ゴボウはささがきにし、ニンジンは薄く短冊切りにします。その他の具材は食べやすい大きさに切りお好みで入れてください。油揚げ、レンコン、シメジなどのキノコ類などがおすすめです。
  2. お米(白米・玄米・五穀米)に水をいつもより少し減らして入れ、イタヤ貝を入れます。缶詰めは汁ごと入れます。冷凍は少し解凍してもそのまま入れても大丈夫です。量はお好みで調節して入れてください。
  3. 調味料を入れます。昆布でお出しをとっておくととてもいい味になりますが、顆粒の昆布だし又はかつおだしでも大丈夫です。そこに醤油(あればカキ醤油)かだし醤油を入れ、みりん、酒を加え具材を入れて炊飯器で炊きます。

イタヤ貝のおすすめレシピ「シュウマイ」

イタヤ貝の旨味を引き出す料理の一つがシュウマイです。肉汁と貝汁の合わさったシュウマイは絶品です。一見作るのが難しそうに思えるシュウマイですが、ポイントをおさえていけば簡単に作れるので是非挑戦してみてください。

イタヤ貝のシュウマイの特徴

シュウマイといえば何といっても蒸しあがった時の香りのよさではないでしょうか?イタヤ貝も混ざってその香りは食欲をそそります。皮の包み方も色々な包み方があり家庭の形となるのも包み料理の楽しみではないでしょうか。

イタヤ貝のシュウマイの作り方

  1. 具材となる玉ねぎとシイタケをみじん切りにします。イタヤ貝も細かくし、豚のひき肉と具材に調味料を入れ混ぜます。調味料は片栗粉、ショウガ、酒、醤油、オイスターソース、塩、コショウ、砂糖です。シュウマイは醤油をつけて食べなくてもよいくらいにしっかり目に味をつけます。
  2. 混ぜ合わせのポイントは具の入ったボールを傾けても汁が出てこないようにしっかり混ぜることです。肉と調味料がしっかり混ざってくるとピンク色になってくるのでそこまでしっかり混ぜていきます。
  3. しっかり混ぜ合わせたら包んでいきます。包み方はやりやすい方法がそれぞれあると思いますが、動画を参考にしてみてください。小さいお子様と一緒に作るなどの場合は皮を細く切り、具を丸めて皮の上で転がして皮をくっつけて作る方法も簡単でおすすめです。

イタヤ貝のおすすめレシピ「茶碗蒸し」

茶碗蒸しは味わい深い日本料理の一つです。卵とだし汁のふんわりとした食感が何とも言えず幸せな気分にさせてくれる一品です。イタヤ貝を使うことによって風味や旨味が増し、いつもの茶碗蒸しがより味わい深いものになります。

イタヤ貝の茶碗蒸しの特徴

干しシイタケやイタヤ貝の栄養素が旨味成分を存分に引き出してくれ、美味しいうえに健康にも良いのがこの茶碗蒸しです。他の料理の邪魔にはならず、それでもイタヤ貝から出る香りが存在感を与えるそんな料理ではないでしょうか。茶碗蒸しはどんな作り方でも共通するのが「気泡=す」を立てないことです。

イタヤ貝の茶碗蒸しの作り方

  1. だし汁を作ります。水に昆布を入れその上からかぶるように鰹節を入れ火にかけます。沸騰する直前に昆布からヌメリが出る前に取り出します。沸騰するまでアクを取り続けます。キッチンペーパーか布巾を使って鰹節をこし、醤油、塩で味を調えしっかり冷やします。
  2. 卵を溶きます。この時泡が立たないようにしっかりと混ぜるとだし汁とよくなじみます。フォークを使ったり菜ばしを底につけながら混ぜるといいです。冷えただし汁と混ぜ合わせ、一度ザル等でこしておきます。
  3. 具のイタヤ貝やシイタケ、鶏肉などは軽く醤油洗いします。きれいな色の物が上になるように具材を入れていきます。他の具材はタケノコ、銀杏、かまぼこ、三つ葉などです。三つ葉は最後に置くと色がきれいです。
  4. 卵液を8分目まで注ぎます。中に空気が入らないように竹串で少し混ぜ、蓋をして蒸していきます。もし「す」ができていたら濡れた布巾の角でつついて気泡を消してください。5~7分ほどで竹串をさしてみて固まっていたら出来上がりです。
  5. 注意点は急激な温度変化を避けることです。お湯が沸騰したら弱火にして蓋を少し開け「す」が立たないようにしてください。器を熱伝導の低いものにしたり厚手の器にすることも「す」のない滑らかで柔らかい茶碗蒸しができるポイントです。
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