翼竜ってどんな生き物?歴史上最大の飛行生物の特徴や種類を解明!

生まれてすぐに飛ぶことができたと考えられていましたが、研究が進むにつれ生まれてすぐは飛ぶほどの筋力がなかったことが解っており、飛ぶことができなかった可能性が高いとされています。また、親から何かしらの保護を必要としていた可能性も高いとされています。

翼竜の種類:プテロダクティルス

ここからは50種類以上いる中から、有名だったり特徴のあるものを詳しくご紹介していきます。まずはこの種類ですが、世界で初めて発見され始めて命名されたことで知られている種類です。大きさは大小様々で、小さいものは数十センチなのに対し、大きいものは2m以上と個体によって差がありました。

翼指竜亜目に分類される

さらに細かく分類したときに、大きく二つのまとまりに分けることができ、その一方がこの名称になります。もう一方と比べたときに、様々な特徴の違いはありますが、全体的に進化が進んでいるということが解っています。

主な特徴の違いとしては体のサイズと尻尾の長さにあり、大きくて短い方が今回のものになります。体が大きいから尻尾も長いというわけではないので注意しましょう。逆に体のサイズが小さく尻尾が長く伸びている方がもう一方のグループになります。

初めて発見された

ドイツで発見されたとされていますが、正確な発掘された日時などは不明となっています。掘られたのち、コレクションとして管理を任されていた博物学者が、他の生物との明らかな違いに気づき報告をしたのが世界で初となっています。それから約20年後の1801年にフランスの学者によって命名されました。

この名前は、古代ギリシア語の翼と指という単語を合わせたもので、指と翼が一体化している見た目からとって名付けられたものです。しかし、その後の発見や研究によって、すべての翼竜がこの特徴を持っていることが明らかになりました。全ての種にある特徴が名前に付けられていることからも、最初に見つかったということがわかります。

魚食性・虫食性と言われている

食性は他の種類と違いはなく、魚やゴカイなどを食べていたとされています。喉に餌を蓄えておくことのできる袋状の器官があったり、実際に消化しきれていない魚が一緒に化石として見つかったこともあるため、ほとんどの研究者がこの食性について認めています。

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