翼竜ってどんな生き物?歴史上最大の飛行生物の特徴や種類を解明!

これについては前項でもご紹介しましたが、大きく分けたうちの片方となります。特徴としては小さい体に長い尻尾という見た目が挙げられます。またこのグループには必ず歯が存在します。

特殊化の度合いが低い

というのも、この種類を基にして特殊化したとされるのが、もう一方のグループに属する種類たちなので、それらに比べて特殊でないのは当然です。

魚食性だったと言われている

頭蓋骨の化石が発見されており、それにより顎を閉じた際に歯がかみ合うことが解っているため魚を餌としていたとされています。また最近の研究によると、現代の水鳥のように水に浸かった状態で移動しながら魚を捕まえていた可能性もでてきています。

翼竜の種類:プテラノドン

この名前は恐らくほとんどの方が耳にしたことがあるのではないでしょうか?それほどに有名で広く知られている代表的な種類です。9mにも及ぶ大きな体に尻尾はほとんどなく、飛行も他の種類に比べると長距離を移動することが可能だったとされています。

もっともよく知られる翼竜

この種類が広く知られているのには理由があり、それは化石の発見された数が多いということと最初に見つかったのが早いことにあります。他の生物に比べ翼竜の骨は弱いため崩れていないものをみつけるのは難しいとされていた中、この種の化石は広い範囲で多数見つかり、それも早い時代に見つかったため昔から研究され続けてきました。

プテロダクティルスとは違うの?

違いはいくつかありますが、大きな違いは生息していた時代と体のサイズにあります。体の大きさは7m以上も差があり、また出現した時代も5,000万年ほど違いがあります。

翼竜の種類:ケツァルコアトルス

この名前は神話に出てくる神からとってつけられたものです。体の形は大きく尻尾が短い造りをしています。この種の一番の特徴は体のサイズで、飛行する生物の中でも最大級とされているほど巨大です。

史上最大級の翼竜

かつては、最大級ではなく実際に最大とされていましたが、発掘や研究の進んだ近年では、他にも同じように大きな体をもつ種類の可能性が複数でてきたため最大級となってしまいました。陸上に立った場合、5mほどの大きさだったと予測することができます。

NEXT 体重は70kg程度だった