釣りのターゲットは色々といます。魚によって釣れるエサが違うようにそれぞれに個性も様々です。朝マズメに特に狙いやすい魚もいれば、朝マズメには関係なく狙える魚もいます。特に朝マズメに釣果が伸びる魚を紹介します。
朝まずめには青物が良く釣れる
堤防から釣れる青物の代表格ハマチ。青物は回遊性で居着きではありません。青物はベイト追って接岸します。ベイトの活性が上がる朝マズメの時間は青物の回遊の可能性も高くなるのです。マズメの時間しかやらないというアングラーもいます。
小型の回遊魚
小型の回遊魚は群になって接岸し、積極的に口を使います。15㎝から20㎝程度のアジが入れ食いになることもあります。アジの他には、イワシ、サッパ、サバ等が回遊します。サビキ釣りで、コザカナヲ狙っても楽しい時間帯です。
サビキなら入れ食い率大幅アップ?
朝マズメは食物連鎖が大きく関係しているので、沢山生息するアジやイワシは大量に群れとなって接岸します。海面がバシャバシャと波立つこともあるほどです。そんな状況でサビキのハリを投入すれば鈴なりに小魚が釣れてきます。
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朝マズメに狙いにくい魚とは?
全く逆に朝マズメには釣れにくい魚もいます。釣れにくい理由は、その魚の食事の時間が朝マズメの時間ではない!ということ。夜にも目が聴く夜行性の魚は、敵の少ない夜間にエサを取ります。そして、朝まずめと共に活動を緩めフィールドを昼の魚たちに譲るのです。
夜行性の魚メバル
堤防で釣れる夜行性の魚にメバルがいます。冬によく釣れる魚で夜行性です。昼間は岩陰でじっと身を隠し、夜の訪れと共に浮き上がってきます。夜の間に活動したメバルは朝日と共に海底に潜んでいきます。
闇夜のハンター太刀魚
太刀魚も夜行性の魚です。日中は海底の深場に潜み堤防からはほぼ釣ることごできません。釣れる時間はタマズメ後から、朝マズメまで暗い時間。朝マズメの訪れと共に太刀魚の時間は終わりを告げ深場に潜っていきます。
朝マズメに向いている釣りは?
ターゲットだけではなく朝マズメに向いた釣法もあります。ベイトを追って接岸する魚を狙ったルアー釣りです。ルアー釣りの中でも近年大人気のエギングや海のルアー釣り、ショアジギングを紹介します。
朝マズメで狙うエギング
エギングはイカを専門に狙う釣りです。エギという海老を模した専門の疑似餌を使います。イカは魚食性で、朝マズメに活性が上がるのが有名。完全に日が上ってしまうと段々と釣りにくくなると言われ、朝マズメが勝負の釣りです。
海のルアー釣りショアジギング
ショアジギングは岸から狙う海のルアー釣りです。ショアジギングはターゲットをしぼらなければ24時間釣りを楽しめます。目が発達したり太刀魚を狙うなら夜釣り。青物の強烈なヒキを楽しみたいなら朝マズメが有効です。
魚は目が悪いからルアーが見えない
夜行性の魚を除けば暗い時間にはルアーを見つけて貰うのは難しいです。特に青物は目が発達していないので夜間はとても釣りにくいです。たまたま釣れることはありますが狙って釣るのは難しいです。