イラとはどんな魚?釣っても楽しい食べても美味しいイラを紹介!

イラという魚は釣りでは、外道として少し嫌われている魚ですが。しかし、このイラは、実は食べることも出来るとても美味しい魚です。そんなイラについて生態や特徴、料理や調理法、釣りやおすすめタックルまで、動画満載で詳しく紹介します。

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最近アウトドアに目覚めた女子です。文章で自分が知っていること、役立つことを書くのが好きなので、一人でも多くの方のためになる記事を書いていきます。

イラとはどんな魚?

イラは外道な魚と呼ばれていることは知っていても、実際どんな魚かわかりません。釣り人が釣ることはできるのか?味は美味しいのか、食材として食べる時のイラについても見ていきましょう。釣りを楽しみたい人にはイラの釣り方についても軽くご紹介します。

釣りの外道?

イラは釣り人が専門に狙う魚ではないことから釣りの外道と言われています。イラを釣ろうといって釣るのではなく、他の魚を釣るついでに釣れることが多いためです。そのためあまり一般的に名前を知られていません。

実は美味しい魚

イラは釣り人から外道と呼ばれていることから、食べても味がしなくて不味いと嫌われる魚でもあります。イラ自体そこまで臭みはないのですが、他の魚のようにしっかりした味がついていません。味は薄く水っぽいために嫌われる傾向にあります。でも、調理方法を正しく知り、味付けをすれば美味しく食べれます。

狙って釣りも楽しめる

イラは海岸付近に単独で泳いでいることが多いです。海岸を狙って釣り人が集まることもあります。イラは様々な釣り方ができ、メタルジグという金属の固まりを落として釣るジギングで楽しむことができます。餌釣りが苦手な人も楽しみやすいです。

イラの基礎知識

イラの生態や生息地について見ていきましょう。イラが持っている体の特徴などイラについて見ていきましょう。イラを見たことない人も、見た目や形など生態を知ることでイラの魚を理解することができます。

イラの生態

イラはスズキ目ベラ亜目ベラ科です。身は柔らかく水っぽさを持っています。生だと簡単に潰れてしまうほど繊細です。火を入れると身が引き締まる特徴があるので、調理をすれば食感を感じながら食べることができます。底生の小動物を食べて生息している肉食の魚です。

イラの生息地

イラが生息しているのは、南日本から朝鮮南部です。水深10~50mの岩場に住んでいます。釣りで狙うならば岩場を狙うと釣れる確率が上がります。またイラは暖かいところに生息しています。日本海、東シナ海瀬戸内海などで釣ることができる魚です。

イラの体の特徴

イラは全長40cmほどある大きな魚です。形は楕円形です。成長すると雄は額が盛り上がりコブができるのが特徴です。成長すると顔を見ただけで簡単に雌と見分けられます。背びれから胸びれのつけ根にかけて黒褐色の帯があります。

イラの特徴

イラにはどのような特徴があるのかそれぞれ見ていきましょう。他の魚とは違う特徴がたくさんあります。イラが嫌われてしまっている理由も、特徴を見ることでわかります。イラがなぜイラと呼ばれるようになったのかもご紹介していきます。

鋭い歯でウニでも食べる

イラには実は犬歯があります。ウニも殻ごとバリバリ食べてしまうほど鋭い力を持っています。イラはフジツボなど岩の付着生物を食べて生きているために、鋭い歯を持って産まれたのでしょう。噛まれると大変です。

イラの名前の由来

イラがイラと呼ばれるのは、釣り人が苛々するからです。イラは誰かが釣ろうとしようものなら、鋭い歯を向けて噛むのです。釣る時に噛んで襲いかかってくるのですから、それは苛々します。釣ろうとすると噛むイラの性質が特徴的なことから名前となったのです。

イラはなぜ外道と呼ばれるのか?

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