根魚の種類ってこんなにいるの?どこよりも多くの根魚とその特徴、釣り方をご紹介!

この根魚は聞いたことがない人の方が多いでしょう。スズキ目スズキ亜目ハタ科ユカタハタ属に属する種類の根魚です。漢字では「闇羽太」と書き、ヤミハタ は白身の魚で味噌汁といった汁物の料理が美味しく食べられます。

特徴

漢字で書くと闇という字が入っているように、体の色は黒い色をしています。一見すると10のマハタに似ていますが、実はヤミハタの背びれの棘の数は9本であるのが特徴です。マハタは11本なので棘の数でマハタと見分けることができます。

生息地

ヤミハタは日本では三重県より南の太平洋側に生息しています。通常はサンゴ礁の近くで生活していますが、防波堤といった人工的に作られているものにも住み着いたりします。深さは水深20mほどの浅いところにいるのが一般的です。

釣り方

ヤミハタは捨てオモリ仕掛けでの釣り方がオススメです。ヤミハタは底の方にいるために釣りをすると根掛かりが起こってしまい、その後の処理が面倒になります。捨てオモリ仕掛けは簡単に仕掛けから外すことができるオモリなので根掛かりしたときでも簡単に処理できます。

根魚の種類⑫アラ

こちらのアラを知っている人は比較的少ないでしょう。あらはスズキ目スズキ亜目ハタ科アラ族アラ属に属している種類の根魚です。珍しいというほどの魚ではないですが、市場の入荷は少なく高級魚として知られていて知名度は低いです。

特徴

アラの頭の方はシュッと細長くて比較的スリムな体型をしていることが特徴です。ハタ科に属している魚ですが、前はスズキ科に属している魚だったので外見はスズキに似ているところがあります。エラ蓋の棘と背ビレの棘には毒があることも特徴の一つです。

生息地

日本海側だと青森県から九州の南側で太平洋側だと北海道から九州の南側に生息しています。また日本以外だとフィリピンにも生息していて、日本だけで見れば生息域は広いです。またアラは水深が70mから400mの岩場の近くで生活をしています。

釣り方

釣り方は船釣りでメタルジグを使用した「ジギング」で行い、エサが落ちてきたときの動きを演出することがポイントです。アラはそのような動きに強く反応してくれます。当たりがあった場合はロッドを上下に動かしながら巻くのではなく、常に魚に力がかかるように巻いていきます。アラに関してのさらに詳しい記事はこちらです。

根魚の種類⑬オニカサゴ

この魚の名前を一度は聞いたことがあると思います。オニカサゴはスズキ目カサゴ亜目フサカサゴ科オニカサゴ属に属している種類の根魚です。顔つきが鬼に似ていることから、オニカサゴは漢字で「鬼笠子」と書いたりもします。

特徴

オニカサゴの特徴は何と言っても見た目の色でしょう。少し黄色がかった鮮やかな赤色をしておりとにかく派手です。体の表面はゴツゴツしていることも特徴の一つでしょう。また背中、腹、尻にあるヒレには毒を持っている毒魚でもあります。

生息地

オニカサゴの生息地は日本海側では新潟県より南、太平洋側では千葉県よりも南に生息していることが一般的です。日本以外だと中国や香港でも生息しています。深さは80mから200mほどの海底に身を潜めて生活しています。

釣り方

オニカサゴは船からの沖釣りです。釣りのやり方といっても船から糸を垂らすだけでロッドは動かしません。海底に仕掛けが着地した感覚を感じとったら、リールを巻いてたるみをなくします。糸のたるみをなくした状態から、だいたい50cmほど巻き取ったところで巻き取りをやめて、当たりを待つだけです。

コスパを重視してタックルを揃える:穴釣り編

根魚の紹介で穴釣りという釣り方が出ましたが、穴釣りは初心者でも楽しめます。初心者の人は「タックルは安いのでいい」という人もいるため、今回は穴釣りに必要なコスパの優れたタックルを選び、どれくらいの費用が必要になるのかを試算してみます。試算した金額を目安にしてタックルを検討してみてください。

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