貝から多数伸びている足糸や殻に付着している藻に引っ掛けるように掛けます。意外が自然に沈下するように見えるため魚からもバレにくいつけ方です。
繊維刺しの特徴
この刺し方は、餌がふわりと舞いながら落ちていきます。まずは繊維掛けで試し、アタリはあるがエサだけ取られてしまう場合はちょい掛けに切り替えてみると釣れることもあります。
メリットデメリット
アタリがない場合にこのつけ方をすることでゆったりと自然な動き方をするので、魚の反応があることがあります。このエサは外れやすいというデメリットもありますがこのつけ方は中でも外れにくいものです。ただし、ミスバイトすることも多いのでノリが悪いこともあります。
つけ方
岸壁に張り付くために伸びている足糸に針を引っ掛けた後、グルグルと数回ねじってからまた針を引っ掛けることによって多少は外れにくくなります。あまり足糸を針に固定させるとゆらゆらと動かなくなるので注意です。
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イガイの付け方|ダンゴ掛け
藻でくっついているイガイをバラさずに、団子状のまま針に引っ掛ける方法です。餌の大きさにかかわらず、小さいものでも使用することができるので、折角取ったものが残ったら、このつけ方をしてみるのもありです。
ダンゴ掛けの特徴
2~3粒のイガイを団子状にして引っ掛けるので、クロダイにもバレにくくいつものエサだと思って食いつきが良くなります。まとめて口に入るので大きめの魚も狙うことができます。
メリットデメリット
だんだん余っていくような小さい餌を使うことができ、大物も食いつく可能性があります。ただし、密集した貝の糸の集まりに引っ掛けるので、食いついた時にボロボロと貝が抜けて針がかからなかった、ということもあります。アタリがあったら、針が魚に引っかかるように慎重に引きあげましょう。
つけ方
複数まとめて足糸でくっ付け、引っ掛けます。もともとまとまっているものであれば抜けの心配はあまりないですが、自分で丸めて作ったものはボロボロしやすいので、しっかり頑丈にダンゴ状にしてください。
イガイの捕まえ方
産卵期が3月〜9月頃、5月〜7月に最盛期を迎えます。この頃は黒鯛の動きも活発になるため、釣り人がこぞって貝のある場所を探して群れます。いざどのようなポイントにつきやすいのか、狙いどきなどをご紹介します。
テトラポッドに生息している
比較的潮の流れがある岩場や防波堤などにくっついています。テトラポットを覗いてみましょう。一面にびっしり貼り付いて、黒いので判りやすいです。普段は海面下にあったりするので、落ちないように注意しながら、海面との境目を見てみましょう。全部取ってしまってもそのポイントは次も変わらずとれることが多いです。
干潮時を狙う
海面より下に定着することが多いので、干潮になると見つけやすく採りやすくなります。タイミングを見て一気に採取し、釣りに移行しましょう。取ったものは、海水と一緒に容器で冷蔵保存しておくと3日は生きているので釣りに行く日の前にあらかじめ取っておくのも良いです。