ストーブで秋冬キャンプも快適に!おすすめ25選と覚えておきたい基礎知識

秋冬キャンプでストーブは必須アイテムです。一口にストーブといってもその種類は様々。いったい何を選んでよいのか迷っているあなたに、ストーブの基礎知識とメリットデメリットを種類別に詳しくご紹介します!ストーブを活用して秋冬のキャンプを暖かく快適に過ごしましょう。

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旅行が好きなアウトドアライターです! アウトドア記事を書いているとキャンプがしたくなってきますね。 大学休学中にスペインを一か月かけて歩いて横断したのが忘れられない思い出です。 好きな料理は牛肉の赤ワイン煮込み。作るのも食べるのも

キャンプで使うストーブの種類

キャンプで使うことができるストーブの種類は以下の5種類です。キャンプのような限られたシーンだけではなく、自宅やそのほかのアウトドア、災害時などにも活用できるアイテムがありますので、チェックしておきましょう。

手軽に暖まる石油ストーブ

燃料を補給して着火すればじわじわとサイトを温めてくれる石油ストーブは、手軽でありながらも確かな暖房性能があるアイテムです。しっかりした熱量がありつつも気軽に使うことができるため、キャンプ以外の場面でも重宝します。

雰囲気抜群で熱量も十分の薪ストーブ

薪を燃やして暖をとるという昔ながらの方法で使うことができる薪ストーブ。重厚で存在感のあるストーブで、キャンプサイトにあると雰囲気は抜群ですね。

軽量コンパクトなガスストーブ

車などの積載やバックパックへのパッキングの際にも場所をとらないコンパクトさと軽量さが魅力です。燃料も、カセットガス缶があればテント内で使用することができるため経済的で、補助用の暖房器具として十分な性能があります。

電源付きサイトなら電気ストーブ

キャンプ場によって、AC電源付きサイトが利用できる場所があります。こうした電源を簡単に確保することができるようなアウトドアシーンにもってこいなのが電気ストーブです。他のストーブと異なり、難しい操作は無しに一発で点火することができ、ある程度の暖かさもしっかり期待できます。

自家発電の次世代ストーブ

基本的な燃料はその辺に落ちている小枝などの小さな木で十分。高い燃焼効率を実現する独自のシステムと、アウトドアなどの場面で場所を選ばすに充電することのできる時代に合った機能性の高さが注目されている次世代のストーブです。

石油ストーブをキャンプで使う際の基礎知識!

石油ストーブには大きく「対流式」と「反射式」の2種類の暖房方式があります。サイト全体を効率よく温めるなら対流式、ストーブの正面部分を集中的に温めたいなら輻射式を使うようにしましょう。

対流式で全体を暖かく

このタイプのストーブは、アウトドアで使うにはより向いているものといえます。対流熱を利用して、空間の空気を温めることができるので、サイトの中心に置いておけば全体的に温めることができます。

反射式で高暖房効果

ストーブの燃焼部分奥側に反射板が設置されており、そこに赤外線が反射されることによって輻射熱で空間を温める方式です。対流式と違って空気を温めるわけではありませんが、ストーブの正面部分を集中的に温めることができます。

石油ストーブのメリット

石油ストーブは、ものによっては調理用の鍋などをストーブ上面に設置することができるものがあります。暖房器具で暖を取りつつ、鍋を設置することによって、同時にお湯を沸かしたり煮込み料理をするなどといった、熱の二次利用ができるため、効率的です。火力が強いためサイトを早く温めることができ、災害時などにも活躍させることができます。

石油ストーブのデメリット

比較的サイズが大きめのものが多いため、アウトドアで使用する場合には持ち運びに不便な場合などが考えられます。アウトドア活動中に燃料となる石油が切れてしまった場合には石油を購入してくる必要があり、それができなければ使用することができなくなってしまいます。また、器具の構造上、メンテナンスを定期的に必要とする場合もあり多少の手間もかかります。

薪ストーブをキャンプで使う際の基礎知識!

アウトドアらしい暖房器具の代表格といえば薪ストーブ。重厚感のあるストーブ内でゆらめく炎の光は不思議な魅力がありますよね。調理用のかまどとしても非常に便利に使うことができます。

ゆらめく炎が魅力的

実際に燃料を目の前で燃やして熱を発生させるという性質上、炎をあげて薪が燃える様子を楽しむことができます。炎のゆらめきには、「1/f」のゆらぎがあるといわれており、このゆらぎが、人間の本能に働きかける癒しとして注目されています。確かに、重厚な存在感のある薪ストーブの中でゆらゆらと揺らめく炎には不思議な魅力がありますよね。

かまどとしても活用できる

天板の上部分に火口がついており、そこを使って調理することができます。石油ストーブと同様に、暖房器具で暖を取りつつその熱を調理用の熱源として二次活用することができるので効率的です。ダッチオーブンなどを使った煮込み料理をすれば、いかにもアウトドアという感じがして雰囲気も盛り上がりますね。

薪ストーブのメリット

薪を燃料として使うことができるので、基本的に現地のキャンプ場で燃料を補給することができますので、燃料が切れるようなことがあっても安心です。暖房器具としてもかなり熱量が高い物になりますので、サイト全体を広く温めることができます。また、燃料とするまきの量を調節することによって温度を調整することができるため、広い温度幅での利用が可能です。

薪ストーブのデメリット

他のストーブと比較して、着火や薪の管理など、取り扱いが難しく手間がかかることがデメリットとして挙げられます。また、一酸化炭素中毒の危険性があるため、基本的に一般的なテント内での使用はできません。煙突を引き出すことができるような特別なテントや、コットン製のテントでなければ、テント内での使用をすることはできません。

薪ストーブおすすめはこちらからも

ガスストーブをキャンプで使う際の基礎知識

軽量・コンパクトでカセットガス缶さえあればどこでも使用することができるガスストーブは、経済的かつポータブルな携帯性が魅力。アウトドア用のガス缶ではなく、近くのホームセンターなどで購入できるカセットガス缶で使用できるのが便利ですね。

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