こちらのワイヤーネットも100均で購入することができるものです。ワイヤーネットは、染色していくときに下に染料が落とすために使います。染料が溜まってしまい色が混ざり汚い仕上がりにならないために必要なものです。ワイヤーネットの下には落ちた染料の処理ができる受け皿になるものも必要になります。
タイダイ染めの基本のやり方②実際にTシャツを染めてみよう!
キット内容の確認もできたので、実際にチャレンジしていきましょう。Tシャツを染めるための手順を順番に説明していきます。キットとバケツなどの大きい容器、ワイヤーネットと白のTシャツの準備は整っていますか?では、始めます。
Tシャツと染料の下準備
- 下準備を初めにしておきましょう。染めるTシャツは汚れや新品のものだとのりがついているので、色が入りやすくなるように洗っておきます。
- 模様を作るために、ゴムまたはたこ紐を使いTシャツを縛っていきます。縛りがきちんとできてないと染料が入り込んでしまい、模様ができなくなってしまうので、縛り方がポイントです。
- 固着剤50gに塩300gを3Lのお湯(40~50度)に溶かし、そこに縛ったTシャツを15分つけて色が定着させやすくします。
Tシャツに染料を塗る
- ゴム手袋をしてボトルに染料を作っていきます。使いたい色の染料を1gに対しお湯100ml(40~50度)で溶かしていきます。色の濃度を変えたい時は、染料の量で調節してください。100mlでTシャツ1枚分が目安です。
- Tシャツを出し絞ります。ワイヤーネットと受け皿をセットし、Tシャツはワイヤーネットにのせ染料を入れていきます。
- ビニール袋に染料をかけたTシャツを入れ、1日なるべく平らな日陰にそのまま置いておきます。
色止め処理をする
- 置いておいたTシャツを袋から出し、水ですすぎ洗いをします。ゴムまたはたこ紐を取り、バケツに洗剤を入れ良くすすぎ洗いをします。
- お湯6L(40~50度)に色止め剤を入れ、時々かき回しながら15分置きます。
- 水に色が出ないくらいまですすぎ、脱水にかけ日陰で干して完成です。
タイダイ染めの基本編!簡単な模様の作り方
初心者でもやりやすい簡単な模様の作り方からご紹介していきます。いきなり難しい模様にチャレンジするのではなく、簡単なものから試していき、だんだん難しい模様にチャレンジするのも、失敗も少なく感覚が掴めるのでおすすめです。
折絞り
Tシャツを折って畳んだ状態でゴムまたはたこ紐でとめていく模様の中では、簡単な作り方です。または、サークル型はつまんで縛ることで作ることができます。畳んで縛るだけですが、縛る向きや方向を変えれば違った模様が出たりもするので試してみてください。
棒絞り|タイル模様
Tシャツなどを折り畳んだり、丸めたりし棒状にしゴムまたはたこ紐で縛っていきます。この模様も簡単につくることができ、縛る場所や数を変えていくことで同じ棒状絞りでも色々な模様をだすことができ、楽しめます。
タイダイ染めの応用編!より複雑な模様に挑戦してみよう
渦巻き絞り|サークル模様
模様の渦巻きの中心にしたい部分を決め、指でつまみます。つまんだままクルクルとまわしてTシャツを円の形にし縛っていきます。この模様は、簡単にでき模様も色を変えることで雰囲気を変えられる模様ができるので、人気が高い模様です。