さばけば絶品!外道の定番「エソ」|もう外道とは呼ばせないレシピやさばき方解説!

エソは群れでいることもあるので、そのときには一匹かかれば芋づる式につれることもめずらしくありません。基本的には海底にいますので、浮いてくるのを待つというよりは、海底をこつこつ地道に攻めるというスタイルでいきましょう。それでは続いて釣りやすい時期について解説をしますね。

エソが釣りやすい時期

エソは口が大きく開くため、カタクチイワシやシロギスを好んで食べます。ですのでそういった小魚が回遊している時期はその近くにエソがいることもあります。その時期にはシロギス狙いでヒットしたのに、胴体が食いちぎられていたりするんですよ。その犯人はエソの場合もある程に、とても貪欲で食欲が旺盛ですよね。ぱっくりと大きな口とたくさんのキバで食いちぎる姿が想像できませんか?

エソのさばき方

エソは細い円柱状の身体をしています。背中からおなかにかけて縦に背骨が入っているので、大名(だいみょう)おろしというおろし方をします。骨が少し硬く、小骨も多いので、包丁はよく切れるものを使いましょう。切れない包丁でさばくと時間もかかりますし、身がぼろぼろになってしまいます。

ウロコとぬめりのポイント

まずは大きなウロコを全て取り除きます。包丁を胴体に対して垂直に立てて、切らずに頭のほうに向かってこそぐとウロコが取れます。あちこちに飛ぶので周りに新聞紙を敷くか、流しの中で行ってください。ぬめりがひどく持てない場合は沸かしたお湯を一瞬かけてください。そうするとぬめりが白く固まり、うろこをこそぐときに一緒に取れるでしょう。たくさんのお湯をかけすぎると火が通って身が固くなりおろしにくくなるので加減してくださいね。

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