マゴチはどんな料理にも合う高級魚!おすすめ料理6選と締め方&さばき方も!

マゴチという魚をご存知でしょうか?ヒラメと同じような砂地の海に生息し、通の間では高級魚のヒラメにも勝るとも劣らないということで、料亭などでも非常に重宝されています。そんな高級魚のマゴチ、淡白な身なのでいろいろな料理に応用できます。そんな中でもおすすめの料理をいくつか紹介したいと思います。

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釣りクアンプを愛するアウトドア系の男です。仕事はパソコンに向かう時間ばかり・・・だから取材を兼ねた週末は「楽しいことを探してワクワク」しています。

マゴチってどんな魚?

マゴチとは日本の近海に生息する白身の魚です。とても美味で高級魚として取引されています。淡泊な白身はヒラメにも負けない風味を持ち、刺身で食すと特にうまいと評判です。寒ヒラメと言われるように、冬が旬のヒラメに対しマゴチの旬は夏から秋にかけてです。

マゴチとは

マゴチは砂地の海底を好んで生息し、体の色を周囲と同化する擬態を得意とします。大きな口で海老やカニの甲殻類から小魚、タコ、イカまで食します。上から押しつぶしたような扁平型の見た目はややグロテスクでもあります。

マゴチのお値段は?

マゴチはとても美味しい魚です。でもあまりスーパーでは見かけません。それもそのはず、漁獲量の少ないマゴチはほとんど料亭など一部の高級店に直行してしまうからです。なかなか庶民の口には入ることがありません。

身の分量から言うとかなりお高め

マゴチの取り引き価格は数千円/キロで取引されています。キロ当たりといっても当然に頭もついた状態です。肉食の大きな口を持つマゴチは、食べることが出来る「身」は見かけより随分と少ないです。身の分量から考えるともっともっと高いと言って良いでしょう。

活〆はさらに価格が高騰

魚には「活き締め」という言葉が良く使われます。活き締めとは生きた状態の魚を瞬間的に絞めることを指します。活き締めにされずに暴れた魚は乳酸が体内にたまり温度が上昇し鮮度が落ちます。活き締めにすることで鮮度を保ち臭みを防止することが出来ます。丁寧に活き締めされた魚の取引価格は当然に高くなります。

美味しく食べるには絞めが肝心

マゴチを初め釣ったお魚はお刺身で食べたい!そんな人が多いです。美味しく食べるには「活き絞め」が肝要です。絞める方法は神経絞めと血抜きがあります。神経絞めは特別な道具と技術が必要なので、今回は誰でも簡単な血抜きの方法を紹介します。

魚の心臓はえらの下にある

魚のエラにナイフを突き立てると血が溢れてきます。エラにナイフを入れて背中側に向けてナイフを入れるとうまくいきます。小物ならこれで十分です。大物の場合は更に尾の付け根にも切り込みを入れるとよく血が抜けます。

気になるマゴチの味は?

マゴチは淡白で上品な味で和食全般どんな料理とも相性が良いです。少し見てくれはどう猛な感じがしますが、ひと皮むけば上品この上ない味なのです。代用品と言ってはかわいそうですが、フグの代わりに使われると言えば美味しさの想像が出来るのではないでしょうか。

淡白で上品な味

淡白で癖がないので魚が苦手な方もおいしく召し上がっていただけます。最もおすすめは刺身で「薄造り」にすればふぐにも鯛にも負けないシコシコて心地の良い歯ごたえ。ほんのり甘くふわりとひろがる甘味は至福の味わいです。

マゴチのさばき方は?

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