根魚釣りの仕掛け5種類を一挙ご紹介!ワームのリグや船釣り仕掛けも!

岩などの固い障害物がある場所を探すように、底の状態を感じながら仕掛けを引いてきます。何かに引っ掛かったときは、重りを上方向に動かすようなイメージで竿を立て気味にして揺するように操作して下さい。強い力で引っ張ると、物の間に挟まって取れなくなったり竿や糸にダメージを与える恐れがあるので注意しましょう。

長めにハリスを取るとこによって、重りの影響を与えずにエサを漂わせることができるので、とても大きな武器となります。風や流れがある時には重い重りを使って対応するのですが、この仕掛けは底を取りながらも重りに引っ張られることなく自然にエサを泳がすことができます。アクセントで、たまにしゃくって跳ねるように動かすのも効果的です。

根魚釣りの仕掛け④ ワームリグ

釣りに行くときには、事前に釣具屋でエサを用意しなければいけませんが、鮮度を気にせずに長期保管ができるワームなら準備が簡単です。エサの方が釣れるという意見もありますが、匂いや味がついた素材で出来ている甲殻類の形状をしたワームなので、魚の興味を引く力は十分に持ち合わせています。そして、エサにはない長所がワームにはあります。

根魚狙いのワームリグの基本構成は?

ワーム釣りでのおすすめは、ベイトタックルです。ベイトロッドは、固くてパワーがあって重量があるものを扱うことができるタイプが多いで、底を感じながらの操作やフッキング、魚を根から引き離すような動作が行いやすいです。また、ベイトリールは根ズレに強くて感度に優れている10ポンド以上のフロロラインが扱える強味があります。

長さは7~8フィート程で、MからHくらいのパワークラスのロッドを使用します。対象魚や場所によって、使用するリグの重さが変わるので、10g前後の軽い重さか30g以上の重量があるもののどちらの出番が多いかを事前に確認してロッドを選びましょう。仕掛けは、弾丸のような形状をした重りを使うテキサスリグが一般的です。

根魚狙いのワームリグの特徴は?

ブラックバス釣りでも有名なテキサスリグは、根がかりしにくい特徴があります。すり抜け性能が高いので、障害物周りを攻めるときには適役です。さらに、オフセットフックという針先をワームのボディに埋め込むことが出来るタイプのものを使用します。フック先端をワームで隠すことができるので、針先が原因の根がかりをするリスクが低いです。

通常はストッパーを使用して重りの可動域を少なくします。それによって、仕掛けが丁度いい範囲内に収まって重りが通過した後をワームが追従するように動くので、根がかりがしづらく、落とし込んだときにはパーツがしっかりと動きやすいです。重りの針の間にビーズを入れて、音が出るようにしてアピールする工夫もできます。

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