安価な価格でアブガルシアの「入門リール」とも呼ばれるブラックマックス。初心者中の初心者にもぴったりなリールです。
ブラックマックスのスペック
ここまでブラックマックスの概要やインプレそしてターゲットなどいくつかの特徴をみてきました。さらにはその低価格性やハイパフォーマンスな能力に敬意を表し「優等生」とも表現しました。
ここからはまさにその「優等生」という名の「その由縁」たる性能や機能についてさらに深くそしてより詳しく掘り下げていきたいと思います。
ブラックマックスのブレーキはライントラブルを防ぐ
インプレでも紹介しましたがブラックマックスはマグネットブレーキの一種であるMAGTRAXブレーキを採用しています。マグネットの数は全部で6個。ルアーを投げ入れたその瞬間からブレーキが効き始めるためバッグラッシュ等のライントラブルが起こりにくい構造になっています。
初心者や初中級者のストレス起因の多くがライントラブルにあります。ブラックマックスにはそんなストレスを軽減してくれるブレーキシステムか通常装備されているのです。
ブラックマックスはデザイン性が高い
ブラックマックスの魅力を語る上でその高い「デザイン性」も無視することはできないでしょう。渋めのブラックボディにレッドカラーが施されたハンドルアーム部とライン巻取り部のカラーバランスでオシャレ感もタップリ。
ハンドルノブの大きさも非常にバランスの良いサイズがチョイスされていて美しいバランス構造になっています。さらに流線形のボディがその美しさを一層引き立たせており低価格の片鱗すら感じさせないそのデザイン性は「お見事」のひと言です。
ブラックマックスはドラグが滑らか
ブラックマックスの魅力はそのドラグ力にもあります。最大ドラグ力は6kgと比較的ビッグなサイズにも対応できるパワーを持っています。
最大巻き取り量も66cmと十分な許容を持ち合わせており、さらにラインキャパも130、115、90と広範囲で充実度が満点。高スペックなライン周りが滑らなドラグ力を生み出してくれます。
ブラックマックスと他のモデルと比較
安価で高パフォーマンスな釣りをもたらすブラックマックスですが、同じアブガルシア製のリールや他社メーカーのリールにも同等のモデルが存在します。そんな「同等モデル」をブラックマックスとの比較をベースにおきながら紹介と説明をしていきたいと思います。