タープの中にもただ雨風をしのぎ生活スペースを広げるだけでなく、火への耐性を持っているモデルもあります。キャンプでは薪とコンロを準備し焚き火をすることも多いでしょうが、雨の時にはこの防火性を持つタープの下で火を使うことができるので、雨でも焚き火ができるようになるのです。
ゆったりしたビッグサイズモデル
3点目は「タープ20」シリーズになります。広さとしては2点目にご紹介した10シリーズの約2倍あり、使用人数は単純計算で4人までということなので4人家族で使用しても十分扱うことのできるサイズです。こちらのモデルも軽量さを重視したウルトラライトとエクスペディションの2種類がラインナップしています。
スペック
- サイズ : 4.5×4.5m
- 収納サイズ : 約30cm×33cm
- 重量 : 1.6kg
- 素材 : Kerlon SP
- 価格:59400円
ヒルバーグのタープ④タープ10XP
ヒルバーグからはサイズなどは同じでも、使用されている生地が異なっているために特徴もまた違ったものになっている、エクスペディション(XP)のモデルがラインナップされています。ウルトラライトの軽量さか、それともそちらにはない性能を求めるかはユーザー次第です。
生地が厚く遮光性抜群
4点目は「タープ10エクスペディション」です。2点目にご紹介したタープ10とサイズなどは全く同じですが、重量や生地などは異なっており重さは850グラムと多少重めになっていますが、その理由はウルトラライトとは異なっている生地を本体に使っていることにあります。
ULが生地を薄くすることによって軽量化とコンパクトさを重視し持ち運びやすさを追求したモデルであるのに対し、こちらはタープの生地が分厚くなっているために前述の重量加算となっています。そして生地が厚いおかげで直射日光の影響を大きく軽減することができますので、それを求めるならこちらがおすすめできます。
スペック
- サイズ : 3×3.5m
- 収納サイズ : 23×26.5cm
- 重量 : 850g
- 素材 : Kerlon SP
- 価格:30240円