タチヨタカは日本の動物園で見れる?変顔の画像や鳴き声の動画も!

タチヨタカの子育てや繁殖は?

眼光鋭く、とがったくちばしをもつタチヨタカですから子育ても厳しく亭主関白なんでしょうか?実はそんなことはなく、夫婦仲良くそろって子供を愛情たっぷりに育て上げることが知られています。

つがいで子育て

彼らは一夫一妻制の鳥なんです。巣を木の上に作ったりすることはせず切り株や木のウロといった穴に卵を産んで夫婦交代で卵を温めて子育てを行います。夜は交代しあってやすものの、日中はなんとオスだけで抱卵を続ける家族思いな鳥なんです。

熱帯雨林の森に暮らす彼らなので突然の雨に見舞われることもありますが、撥水性のないフワフワの雛毛におおわれた赤ちゃんをぬらさないように親たちが覆いかぶさって雨から守ってやる優しい一面も持っています。

タチヨタカの目の秘密

黄色と黒の目の色の比率が変わるだけで劇的に表情が違って見える特徴的なタチヨタカの目ですが、一体どのような構造をしているのでしょう?同じ夜行性の鳥であるフクロウの目を参考に人の目と比較しながら少しだけご説明します。

目の構造は人間と同じ

目を構成している部位に大きな違いはなく、光や色、明るさを認識する細胞の作りも人と違いはそうありません。なにが違うかというと、瞳孔が圧倒的に人より大きく開くということと、網膜に存在する細胞の数も圧倒的に人より多いという2点です。

瞳孔を大きく開ける

光彩と呼ばれる部位が目にはあり、光をレンズに取り込む瞳孔の調整を行います。タチヨタカたちをはじめとする夜行性の鳥たちはこの光彩を人よりも縮めることができるので瞳孔を大きく開くことができ、それのおかげで暗闇でもわずかな光を頼りに狩りや採集をすることができるのです。

タチヨタカのぬいぐるみなどグッズはある?

大きなぎょろりとした目にぱっくりと開く大きなくちばしと実に魅力満点の彼らですからグッズがあれば欲しいと思いませんか?日本で見ることはできなのだし、ぬいぐるみくらい欲しいなと思う方のためにグッズがないか調べてみました。

タチヨタカグッズ

海外ではこのぬいぐるみが販売されており、数多くの投稿もあります。旅行の際に見かければぜひゲットしたいところです。他にも日本ではヴィレッジヴァンガードでラテアートでイラストが描けるステンシルパウダープレートが販売されています。

タチヨタカは変顔と擬態が得意な面白い鳥!

敵の目をごまかし、餌を捕食するために木そっくりに擬態するタチヨタカ。敵に見つかった際には大きな口をがまぐちのように広げて真っ赤な口を見せつけて威嚇し、月の夜には悲しい声で鳴くなんとも特徴満載な彼らに興味を持っていただけましたか?アマゾンの森深くにはこんなおもしろい生き物もいるのかと思いをはせてみてはいかがでしょう。

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