謎多きマヤ文明!ウワサの予言や滅亡理由についても徹底解説!

こちらの遺跡は宮殿があり、前述した天体を観測するために使われていたと思しき4階建ての塔も残っています。そしてその他にも複数の神殿が残っており、これらは7世紀にこの文明を治めていた王のために建てられたとされていて、実際に遺体も発見されています。

「カラクムル遺跡」

最後に紹介する遺跡は、うっそうと茂るジャングルの中にある遺跡です。ピラミッドの形状をした神殿があり、その下には人工的に設置された石が立てられています。加えてその石にははっきりとこの文明の文字にも見える彫刻があるものもあります。

最高神を祀る遺跡

最初にご紹介した遺跡では、この文明の中で最も位の高い最高神を祀っています。建築の見出しでもご紹介しましたが、ここでは1年のうち2日間だけ蛇の体が陰で描かれます。この蛇こそが、最高神であるククルカンを表しているのだそうです。

マヤには「生贄」の儀式があった

今回ご紹介する文明の作ったとされている遺跡について簡単にではありますがご紹介しました。今も残る古代の遺跡ということで世界遺産にも登録されているのですが、実はこの文明には生贄という現在では考えられない残酷な儀式があったのだとか。

生贄がおこなわれた理由

大抵生贄をささげるのは神などの超常の存在を対象にし、農作物が豊作になるようにという目的などがあります。この文明では対象は定かではありませんが、雨を降らす神や大地の神などへとささげるために行われていたとされているようです。

生贄の方法

生贄は洞窟の内部にて発見されており、ここから生贄となる人間がこの中に入り、執行者がこれらの人間を撲殺などして、洞窟の中に取り残すことで魂をその中に閉じ込めるという意味があったようです。現在も白骨化した遺体が発見されています。

マヤの自然観・生死観

加えて今生きている人間の中ら心臓を取り出し、それを超常の存在へとささげるといったことも行われていたようです。こういった生贄の存在から、現代の人間からはかけ離れた生死観と自然観を持っていたことが分かります。

マヤの予言は的中する?

この文明の名前を上げれば、知っている方は予言について思い浮かべる方がいるかと思われます。ご紹介しました通り空を観測して天体の動きを予測しているなどの高度な文明であったために予言があっても不思議ではなく、実際一昔前にも世間の間で有名になりました。

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