30万平方メートルある公園内は有料エリアである「清流の里」とそれ以外の「花畑・農園」エリアに分かれています。清流の里には幅が80メートルもある雄大な滝や、富士山の噴火でできた溶岩樹型群の観察ができて親子で楽しむことができます。
無料で楽しめる花畑・農園エリア
このエリアではチューリップやコスモスなど1年を通してさまざまな四季の花を楽しむことができます。しかもここは無料で入ることができるため、ぜひ立ち寄って見ていただくことをおすすめします。
施設情報詳細
- 所在地：山梨県南都留群山中湖村山中1650
- URL：http://www.hananomiyakokouen.jp/
山中湖パノラマ台
山中湖から三国峠へ向かう県道730号線の途中にあるこの周辺でも1、2を争うほどの絶景ポイントです。湖から富士まで一望でき夕方になると真っ赤に染まる景色がとても綺麗で幻想的な光景です。秋のススキ野原の散策も素敵です。
ロケ地としても有名
ここはテレビなどのロケ地としても有名で積極的に勧誘も行っています。過去にはニッポンレンタカーのCMや「出川哲朗の充電させてもらえませんか」などのロケも行われています。小さな駐車スペースやトイレもあるのでぜひ絶景を見に行ってみてください。
施設情報詳細
- 所在地：山梨県南都留郡山中湖村平野
- その他：駐車場約10台
山中湖で行われる奇祭とは
豊かな自然に恵まれているこの地域には1年を通じてさまざまなお祭りも催されています。湖の恵みに感謝の祈りを捧げる「報湖祭」から「スポニチ山中湖ロードレース」などのスポーツの祭典など毎月何かしらの催し物が開催されています。そんななかで奇祭といわれているものをご紹介します。
山中明神安産祭り
古くから安産や子供が授かるご利益があるといわれており毎年9月4日〜6日おこなわれる「安産祭り」のことです。山中諏訪神社は山中明神ともとも呼ばれておりこの神輿をかついだ女性には安産になると言われています。
神輿というと普通の祭りは荒々しい男性が威勢良くねり回すというイメージですが、このお祭りでは安産祈願の妊婦さんや新婚の女性が一緒に参加するちょっと微笑ましい感じになっています。この時期にキャンプに訪ずれる機会のある方はぜひ見に行ってみてください。
グランピングの歴史
ご紹介した「極上のキャンプ場」でも触れましたが、グランピングという言葉をご存知でしょうか。これはグラマラス（魅力的）とキャンピングを掛け合わせた造語で「自然を身近に感じたいが設営が面倒で不便なのはいや」という贅沢な欲求を実現させたものです。
グランピングの発祥と歴史
2000年代に入ってからイギリスが発祥だとされています。それ以来ヨーロッパやアメリカを中心に人気となり、日本では2010年頃からその存在に注目され始めるようになります。そして2015年に入り大手ホテルチェーンが参入したのをきっかけにブームに火がつきました。
ただし、単に豪華で快適にしすぎるとホテルと変わらなくなり、自然との距離が離れてしまうことになってしまいます。「快適さと自然の近さ」この2つの要素をいかに高い次元で実現させていくかが、欧米のような本来のグランピングを体験できるかどうかの鍵になってきています。
福島のグランピング施設に関する記事はこちら
山中湖のキャンプ場でのんびり寛ごう
ここまで山中湖周辺の魅力やおすすめのキャンプ場についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。最近はキャンプと一言でいっても不便さをあえて楽しむスタイルから、快適に過ごしながら自然を楽しむ形まで選ぶことができるようになってきています。
このエリアにはそんなキャンパーの多様な要望に応えられる、さまざまな形態のキャンプ場がたくさんあります。今回の記事も参考に、ぜひ山中湖のキャンプ場へ出かけて行きのんびりと過ごしてみてください。
