道糸とは何?素材の種類や特徴を解説&種類別におすすめの道糸をご紹介

ここ10年前後で道糸として使われるようになった、比較的新しい素材の道糸です。前出のナイロン製道糸、フロロカーボン製道糸と比べると、同じ太さの糸であれば、引っ張り強度の高さが際立っています。

PEラインの特徴

縒り糸

PEラインは極細のポリエチレン素材の原糸を4~12本といった本数で編み込んで1本の糸にした釣り糸であるため、伸張性はほとんどないかわりに、3つの素材の中で一番の強度を誇ります。また、水に浮かぶほどに比重が軽いため、軽量なルアーをキャストすることも容易です。

PEラインのメリット

強度

PEラインは極細のポリエチレン素材の原糸を4~12本を1本の糸に編み上げるといった素材の作りからも解る通り、同じ太さの糸で引っ張り強度を比較した場合、他2つの素材に対して数倍以上の引っ張り強度を持っています。

PEラインのデメリット

高価格

PEラインは製造の段階で極細のポリエチレン素材の原糸を4~12本といった本数で編み上げるなど、特殊な工程を経て糸が生成されるため、製品の品数が増えているとはいえ、同じ太さの糸で価格を比較した場合、他2つの素材に対して割高な価格となっています。

おすすめの道糸をご紹介!

ここからは、道糸として紹介しました3種類の素材それぞれの特徴を踏まえ、各素材ごとにおすすめする道糸をご紹介していきます。なお、道糸の号数に応じて引っ張り強度が変わってきますが、以下の説明では、号数による特性などについては省いています。

おすすめの道糸をご紹介① ナイロン

おすすめのナイロン道糸① ナイロンライン ジャストロン DPLS クリアー

出典:楽天市場

釣具メーカーでも老舗であるダイワ社から出ている製品で、初心者からベテランまで使い心地の良い製品です。巻き数も500mという製品もあり、普通に使われるリールであれば、2~3回分のストックになり、お得です。

おすすめのナイロン道糸② ナイロンライン ジャストロン マルチカラー

出典:楽天市場

前述のDaiwa社製ナイロンラインを25m毎に4色の色分けされている糸です。使用感はもちろんですが、25m毎に色分けされていることにより、仕掛けを投げた距離や、防波堤釣りで棚を取る際の深さなどの目安を一目で確認できます。

おすすめのナイロン道糸③ LIMITED PRO HYPER-REPEL α NYLON ZEROフロート

出典:楽天市場

こちらも釣具メーカーでは老舗であるシマノから出ている製品です。磯釣りに特化した製品ですが、注目すべきところは、ナイロンの欠点である耐摩耗性や吸水性を改善するためにナイロンに特殊な加工を施しています。ナイロンラインも日々進化しており、このような製品も登場しています。

おすすめの道糸をご紹介② フロロカーボン

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