この魚も全長が1mほどの大きな魚でとにかく目立ちます。見た目は背が鮮やかな赤色をしており身体の色は真っ白な色をしている魚です。一番大きな特徴としては尾ビレがとても長いことでしょう。寿司ネタにも提供されていますが、一般的なお店ではまず並ぶことはないほどの高級魚です。
マクブ
こちらの魚も1mほどの大きな魚です。この魚は青や黄緑色が入り混じったような見た目をしており、一見すると毒を持っていそうで食べても大丈夫か?と思ってしまうでしょう。こちらの魚が地方によっては、この記事のメインであるタマンと入れ替わって沖縄三大高級魚とされています。
タマンを使用した料理「マース煮」とは?
こちらの見出しからは釣りから離れてタマン料理の紹介をしていきます。釣った後の定番である刺身やカルパッチョなどの生食、他にもソテーにしたり焼いたりと種類は様々ですが、沖縄に生息しているということで今回は沖縄の魚の煮物料理であるマース煮の紹介をしていきます。
マース煮は沖縄の料理
マースとは沖縄で作られている塩のことで、そのマースで煮物を作るためマース煮と呼ばれています。煮物と聞くと、醤油やらみりんといった調味料を使用して、濃い味付けで調理するものですが、こちらのマース煮はマースと泡盛のみの味付けだけで非常にシンプルです。
マース煮はあっさりしている
前述した通り濃い味付けをせずに、マースと泡盛だけなので非常にあっさりしている料理になります。そこで疑問に思うのが、味ってあるのか?ということです。マース煮は余計な調味料を入れないため健康的な料理で、食材本来の味を堪能することができます。
マースは栄養価が高い
日本の中でも特にご長寿の方が多い沖縄県ですが、実は沖縄には「ぬちまーす」という塩があります。「ぬち」とは命のこと、「まーす」は前述した通り塩という意味で「命の塩」という名前があるのです。なぜそのような名前があるのかというと塩に含まれている栄養素が関係しています。
ぬちまーすには、ミネラルの種類が21種類も含まれていて、2003年の5月にギネスに認定されています。ただ塩分となるとやはり健康に害があるようなイメージを持ちますが、一般的に売られている塩と比較すると25%程低いため、ミネラルが高くて塩分が低い塩なのです。
仕掛けを駆使してタマン釣りを楽しもう!
同じタマン釣りでも仕掛けによって楽しみ方が全然違います。シンプルで初心者にも楽しめる仕掛けや釣り人の腕が試されるような仕掛けもあり、初心者から上級者でもチャレンジできる釣りです。釣りに行く時には様々な仕掛けを揃えてみて、別の角度からタマン釣りを楽しんでみましょう。