セームタオルおすすめ商品18選!お手入れ・洗濯方法や使い方も詳しく紹介!

セームタオルはスイマーに愛用者が多い便利なタオル。体を拭いてたっぷり水を吸っても絞ればすぐに元通りという不思議な性質を生かせば日常生活にも使いどころはたくさんあります。今回はそのセームタオルおすすめ商品をご紹介。使い方や洗濯・保管方法も解説していきます。

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便利なタオル「セームタオル」とは?

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「セームタオル」は、セーム革の優れた点を取り入れ人工的に開発したものです。ポリビニールアルコールスポンジ(PVA)やポリエステルからできています。セーム革はカメラの手入れ用などに現在でも使われていますが取り扱いも難しい上、値段も高いです。その点、人工革の「セームタオル」なら使い道も違い価格もリーズナブルです。

名前の由来は動物の皮をなめしたセーム革

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その名前は’Sämischleder’というドイツ語が由来です。「シャミ革」という意味で、狩猟が盛んだった当時は鹿や山羊の皮を使い、油でなめしたものでした。現在の車や人体用とは全く違った用途で使われていました。現代でもカメラを拭くのに使われているのはその名残りと言えます。’シャミ’が現在使われている「セーム」になったのです。

高い吸収力でスイマーの人気アイテムに

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自動車専用のセーム革を人も利用できるように長年研究されて来ましたが、その性能にスポーツ業界が着目し、スポーツ用品として改良を重ね進化しました。現在の製品はさまざまなスポーツで使用されていますが、特に水に濡れるスイマーの間で需要が高く人気アイテムとして愛用されています。

セームタオルの不思議な特徴

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普通のタオルとはちょっと違う、スイマーをはじめとした水を触れ合う人たちから多くの支持を受けているセームタオルの不思議な特徴についてお話しします。

①自重の何倍もの水を吸う吸水力

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素材の目がとても細かいので水に対する吸着力が高いセームタオルは、自重の数倍の水分を吸収することができます。また、同じ素材での効能の差を比べた実験データでは、厚いものは薄いセームタオルの約数倍の吸収力があるとの結果が得られました。この結果から、薄いものより厚いものが吸収性も高く、より機能性が高いと言えそうですね。

②軽く絞るだけで水が抜ける速乾性

セームタオルは、使用後に軽く絞れば吸い上げた水が細かい目から抜けて、すぐに元通りになる特性があります。抜群の速乾性はここから生まれるのです。きつく絞ったりすると割れやすく、バリバリに乾燥して収納できなくなったりすることがあるので、少し水分が残るように軽く絞るようにしましょう。

③乾くと軽く薄くなりかさばらない

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綿素材などのタオルは風合いは柔らかですが重たくなりかさばってしまいます。それに比べてセームタオルは使用する前の軽く薄い状態に戻ります。乾ききらないうちに丸く巻いてゴムで留めたりしてから収納します。とても軽量で薄くなり起き場所も取らず、持ち運びにも便利です。使用後バッグに入れても小さく便利です。

セームタオルはどんな所で使われている?

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愛用する人も多くとても人気ですが、普通のタオルやマイクロファイバー製のタオルほど普及しているとは言えないようです。人工セームという特殊なタオルが、どういうシーンで使われているのでしょうか。とても身近なシーンで誰にでも簡単に使われていることが分かる例を見ていきましょう。

スイミングタオルとして

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スポーツの中で最も水に濡れる水泳ですが、泳いだ後水分を拭き取ったタオルはとても重いものです。それをバッグに入れて持ち帰るのは億劫ですよね。その点、セームタオルなら絞ると水分が抜けて軽くなるのでとても便利で快適と人気があります。素早く拭き取ることができるのもスポーツシーンでは嬉しいポイントです。

お風呂用タオルとして

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普段の生活の中では、お風呂上がりに使うと浴室から出た時のヒヤっとする感じや、暑い時には汗の不快感をブロックしてくれます。また、忙しい朝のシャンプー後のタオルドライに使うと、ブローする時間を短くすることができます。セームタオルはスポーツだけでなく身近なシーンでも重宝するものです。

スポーツ・ジム用として

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スポーツシーンやトレーニングジムでもセームタオルは最適なアイテムです。トレーニングでかいた汗は放っておくとベタつきや蒸れて不快なニオイになりやすく不快です。バッグの中にセームタオルを入れておけば、ぐに汗を拭き取ることができます。会社帰りにジムに通う時もバッグの中でかさばらず便利です。

旅行用のタオルとして

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女性ならメイクやスキンケア用品など荷物が多くなりがちな旅行でも便利に使えます。ボストンバッグの中で場所を取らず、使った後はコンパクトにしまえ、使う前に軽く湿らせるだけで何度も使うことができます。バスタイムの後体を拭く時にも便利で、また小さ目のサイズですと日中出歩く時に携帯して使うのにとても適しています。

洗車用のセームタオルとは違うの?

とても吸水力の高いセームタオルはカー用品としても販売されています。カー用品専門店などの洗車コーナーに置いてある、拭き上げ用の専用タオルです。それでは人体用のものとはどのような違いがあるのでしょうか。その車専用のタオルで体を拭くことに問題はないのでしょうか。

人体用とは目の細かさや肌触りが違う

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洗車用のものは人体用と比べて目が粗くなっています。人体用のように目が細かいと濡れた時に車に張り付いてしまうからです。使い始めに水に浸けた時、水が緑色になるなど人体用に使うのは不安な点もあり安全性の面からも使わない方が良いでしょう。また、肌触りも良くありません。

人体用のセームタオルは洗車用に使える?

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それでは逆に車には使っていいのかと疑問に思う人もいるはずです。スポーツなどで繰り返し使って汚れたり摩耗したものを捨てるのは勿体ないと洗車に使う人もいるようです。しかし、厳密にはNGです。人体用の目の細かさが車のボディに張り付いて塗装が剥がれる恐れがあるからです。洗車後は専用のセームタオルを使いましょう。

セームタオルの上手な使い方

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