ハーメルンの笛吹き男は実在した!?最古の集団失踪事件の真相に迫る!

近年の子供向けの作品にはピースフルな傾向がありますが、ハーメルンの物語に関しては物語のラスト部分の改編が目立ちます。正式には子供たちは笛吹きの男と共に洞窟に閉じこもったきり出てこないのですが、大人達の手によって救出されたり、王様が約束を守り笛吹きの男に報酬を支払い問題を解決するなど書き手により様々ですが残酷な顛末は描かれない傾向にあります。

ハンセン病患者説を唱えた医学者がいた

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13世紀当時のドイツ地域ではペストと呼ばれる感染症が広く蔓延していました。高い致死性を持つ病であることから当時の人口は大幅に減少したと記録に残っています。その事が子供の大量失踪に繋がったのではとされる説もあり、感染源がネズミである事からも信憑性のある話です。また、日本ではハンセン病患者の隔離による失踪との意見もあります。

ハーメルンの笛吹き男に並ぶ集団失踪事件も見てみよう

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日本国外問わず世界の様々な場所で起こる集団失踪事件。ここではハーメルンの事件同様、未だに真相が解明されていないミステリーな出来事をご紹介します。

他の事件に興味がある人はこちらからどうぞ。

ハーメルンの笛吹き男に並ぶ集団失踪事件①

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日本人に馴染みの深い言葉で言えば「神隠し」という現象があります。主に行方不明となる人物は幼い子供の場合が多く、様々な作品で題材とされ人々の知るところとなりました。一方、海外に目をやると大勢の大人達が一斉に姿をくらましてしまう怪事件が多々見られます。

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