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さんまのきれいな食べ方④骨をとる
次はいよいよ骨を取ります。すでに身を開いているおかげで取れやすくなっているので、軽い力で剥がすことができます。あとは残った身を食べるだけです。時間もかからず熱々のうちにさんまを食べることができます。
骨を身からはがす
尾が身に着いたままだ最後に外しにくいので、まず箸で尾と身を切り離しておくのがいいでしょう。続いて箸で頭を持ち、背骨を身から剥がします。真上に引っ張るのではなく、尾の方へ持っていくように順番に剥がしましょう。剥がした骨は皿の奥側に避けて置いておきます。
頭をつかんで外せばOK
背骨を外すときに頭を折ってしまうやり方もありますが、尾頭つきの魚は縁起がよいものとされているので、頭を取るのは避けましょう。箸で頭を掴んで剥がしていけば頭が取れてしまうこともなく、支えなくても軽い力で剥がせるので手が汚れることもありません。
小骨や内臓を除くときは皿の隅へ
内臓や小骨がどうしても気になるという人もいるでしょう。もし除きたい場合は、箸であらかじめ除いて皿の奥の隅の方にまとめて置きましょう。背から開くと内臓が左右に分かれて取りづらいですが、こちらの開き方なら腹側に集中しているので取るのも簡単です。取った後はすだちで隠すとなおよいです。
さんまの食べ方のポイント
さんまの醍醐味は、きれいに食べるだけではありません。もっとおいしく食べるには、添えられている薬味の使い方にもポイントがあります。よく見るのは大根おろしとすだちのセットです。こちらもマスターして、秋の味覚を堪能しましょう。
ポイント①醤油は一口食べてから!
さんまの塩焼きは焼いた段階でしっかり味がついていますので、そのままでも十分おいしいです。まずは醤油をかける前に、脂の乗ったジューシーなさんまの旨みと塩が絶妙にマッチした味を堪能しましょう。
ポイント②醤油は大根おろしにかけよう
醤油はあくまでさんまの味に変化をつけるためのものです。なので直接かけてしまうと味が濃くなってしまい、塩分の取りすぎにもなります。醤油で味付けするときは大根おろしにかけて、少量とってさんまの身に乗せて食べましょう。旨みはそのままに、あっさりと食べられます。
ポン酢で食べても!
醤油の代わりにポン酢を大根おろしにかけてもまたおいしいです。醤油よりもさっぱり食べられ、ポン酢の爽やかな酸味がさんまの脂っぽさをうまく調和してくれます。関西ではポン酢派の人も多いそうです。