さんまのきれいな食べ方をご紹介!おいしく秋の味覚を楽しもう!

カルシウムといえば骨や歯を丈夫にしてくれる栄養素です。骨粗鬆症を予防してくれたり、またイライラや睡眠不足の改善にも役立ちます。普段の食事では不足しがちですが、さんまを食べることでカルシウムも十分補えます。小骨ごと食べればより多くのカルシウムを摂取できます。

良質なたんぱく質

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さんまの身に含まれるたんぱく質は必須アミノ酸が含まれた良質なものです。身体をつくるために重要な栄養素ですが、中でもさんまのたんぱく質は体内で利用される割合が高く、非常に有効なたんぱく質源ともいわれています。

血液をサラサラにするEPA、DHA

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EPAやDHAはあまり聞きなれない名前ですが、体内で生成できない重要な栄養素です。EPAは血栓を溶かす働きがあり、動脈硬化を予防してくれるほか、血液の詰まりが原因で起きてしまう心筋梗塞や脳梗塞の予防にも役立ちます。

魚を食べると頭がよくなる?

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魚を食べると「頭がよくなる」、「記憶力がよくなる」などと聞いたことはありませんか?前述したとおり、DHAには脳細胞を活性化させ、情報の伝達をスムーズに行えるようにする働きがあります。そのため記憶力や学習力を向上させることができるのです。

さんまと大根おろしは最高の組み合わせ

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大根おろしに含まれるジアスターゼやビタミンCが脂の多いさんまの消化を助けて栄養の吸収を良くし、胃もたれを防いでくれたり、焦げに含まれる発がん物質を押さえてくれたりしています。またEPAやDHAは酸化に弱く、酸素に触れると栄養が逃げてしまいます。大根おろしに含まれるビタミンがこれらの酸化を防いでくれるのです。

すだちも相性抜群!

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魚の臭みや内臓の苦みを抑えてくれるすだちですが、味の調節だけでなく、ビタミンCが含まれるため大根おろしと同じようにさんまの消化吸収を助けてくれます。おいしいだけでなく、こういった薬味にもきちんと役割があるのです。

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さんまの食べ方をマスターしよう!

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いかがでしたでしょうか。骨を取っておくことでぐっと食べやすくなり、出かけた先や人前でもきれいに食べられるため食べ残しを気にすることもなくなります。また、さんまを食べる際は箸を上手に使わないときれいに食べられないので、箸の使い方の練習にもなります。是非食べ方をマスターしておいしい秋の味覚を楽しみましょう。

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