登山靴選びは慎重かつ大胆に!
春が近づいてきて、登山をするにも良いシーズンとなってきましたね。楽しみにしていた登山当日はお気に入りの道具をそろえて出発したいですよね。登山をするときの足元の準備は大丈夫でしょうか?
登山靴は登山の安全・快適性を守るカギ
登山靴は登山をする上での安全性や快適性を守るのに重要なものになります。しっかりと準備しないと、歩いている途中で足が痛くなったりしてしまいます。楽しく登山をするためにも、しっかりと準備しましょう。
登山靴の選び方①基本はショップで直接選ぶこと!
登山靴を選ぶ際、自分の足に合っているかどうかが非常に大切になります。足に合っていないと、足が痛くなって歩くのがつらくなったり、捻挫したりと登山を楽しめなくなる原因にもなってしまいます。
登山靴は必ず試着してフィット感を確かめる
ケガせず登山を楽しむためにも、自分の足に合った靴を選ぶことが大切です。登山靴を購入する際は、店舗で実際に履いてみると、自分の足とのフィット感も確かめられますし、登山するときのイメージも膨らみます。
通販の場合は足のサイズは入念にチェック
自分が住んでいるところの近くに登山靴を売っている店がない、店が近くにないなどの理由で、通販(インターネット)で買おうと思われる方も多いと思います。しかし、登山靴はフィット感が第一です。
足のサイズの測り方
登山靴を購入する際は、基本的には試着(試し履き)が必須です。やむを得ず通販を利用する場合でも、普段のスニーカーなどのサイズで注文するのではなく、よく吟味して注文するようにしましょう。
登山靴の選び方②スタイルに合った登山靴のタイプを知ろう!
登山と一口に言っても、どんな山をどのように登山するのか・・・山の形状や登山スタイル、そして季節や天候によってもいろいろな違いがあります。自分がどのようなスタイルで登山をするのかを決めることが大切です。
足首のカットの違い
登山靴にも、どのような登山スタイルをとるかによっていろいろな種類があります。ここでは登山靴の足首カットの違いについて説明します。大きく3種類あり、ローカット、ミドルカット、ハイカットがあります。
ローカット
ソールがやわらかく、曲がりやすいのが特徴です。ゴツさが少なくカジュアルなデザインが多いため、街中でも履くことができます。長距離の登山には向いていませんが、舗装された道の登山や、普段履きでも使えるので無駄になりにくいです。しかし、雨が入ってきやすいところがデメリットです。
ミドルカット
ローカットよりも足首に固定感があります。軽さと強度のバランスが良い登山靴で、ハイキングや日帰り登山などにおすすめです。富士登山などはミドルカットがおすすめです。足首が覆われているので、捻挫の危険性が低いです。
ハイカット
ハイカットのモデルは、ミドルカットよりも堅めのソールで、足首をしっかりと固定してくれます。岩場や急な斜面でも安定した歩行ができるので、長い時間の登山や険しい登山道を歩くときに向いています。
想定シーンの違い
どの山を登るのかを決めても、季節によって天候が違いますし、山の上は急な天候の変化がよくあります。自分が登る山は、どのような特徴があるかを理解しておくのが大切です。想定シーンによっても、登山靴には種類があります。
アルパインブーツ
アルパイン(Alpine)とは、アルプスのことです。皮革が厚くなり、ソールも硬く、荷物が重くなってしまう縦走や、足元が不安定な場所、岩場などで安定感が増します。4本から12本爪の軽アイゼンを装着して、標高の低い雪山やなど、雪が残っている時期での使用が可能です。