オオアリクイはとっても危険で人を襲う!?意外な生態や天敵についても解説!

その天敵とは、言ってしまえば人間です。そもそもが絶滅危惧種に指定されていますし、その原因も人間が狩猟を行って食料としたり、皮を狙っての捕獲だったりするわけです。更にインフラの普及によって生息地域と道路が近くなったことで、車にはねられてしまうのが死因になってきたりしているようです。

絶滅危惧種に関する記事はこちら

オオアリクイの繁殖方法!

場合によるというところではありますが、しかし状況が合わされば人間を死に至らしめることも可能ではあるオオアリクイも、一番の天敵が人間であるために個体数がどんどん減ってしまっています。では、そんなアリクイはどうやって繁殖していくのでしょうか。

2歳半〜4歳の間に繁殖可能

繁殖が可能となる時期は、2歳と半分から4歳程度の時期になります。ちなみにですがアリクイ自体の寿命は結構長命で、平均すると15点程度、長生きする個体だと30年以上も生きたものもいるようですから、かなり若い段階から繁殖ができるようです。

妊娠期間は180〜190日

続いて繁殖時期にパートナーを見つけることに成功した雄と雌が交尾して妊娠した場合、その期間は180から190日、つまり半年近くということになります。またたくさんの卵を産み付けるというわけではなく、一回につき一匹のみ出産するようになっています。

授乳期間は約6ヶ月

そして生まれた幼体が親を頼って生きる期間、つまり授乳期間は大体6か月、こちらも半年くらいということになります。子供を育てている間はいつも単独で動くアリクイも子供の傍を離れることは無く、また親離れをして独り立ちをするのは生まれてから2年ほど経ってからのようです。

オオアリクイを見たい場合は動物園に行こう!

基本的な生態から身体的な特徴、人間が襲われた実例や繁殖方法などについてご紹介しました。そんなアリクイの野生の個体を見るというのは非常に難しいので、見るというのならば冒頭当りでご紹介しました通り動物園に出向いて見るというのが最適でしょう。

赤ちゃんと一緒のオオアリクイを見れる可能性も!

基本的には親の元を離れた個体を見ることがほとんどですが、運が良いと赤ちゃんの個体を見ることもできるかもしれません。幼体は自分の脚で歩くことは難しいので、親の個体の背中に乗って移動します。もしそれを見ることができたら、非常に運が良いといえるでしょう。

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