ツリーマンとは?病気の原因や症状はまとめ|体の樹木の正体はイボだった!?

ツリーマン症候群の原因物質であるHPVは癌との関連性も高いウイルスです。ウイルスに対する免疫低下を改善するために、ビタミンAの摂取が効果的ではないかとも言われています。特に、ビタミンAの摂取は粘膜を守ることにより癌予防にも注目されています。

こういった研究結果からも、ビタミンAがツリーマン症候群にとってより効果的に作用するのではないかとされています。

プールなどを避ける

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イボの原因となるHPVはHPVを持った皮膚片などが何らかの原因で体内に入り込みます。特に、複数の人が使用する公衆浴場やプールなどはそういったウイルスと接触する機会が多く、ウイルスに感染してしまう可能性が十分にある場所です。感染を防ぐためにも、そういった場所は避けなければいけません。

ツリーマン症候群以外にも苦しむ病気がある

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今回はツリーマン症候群についてお話してきましたが、世界にはその他にもたくさんの難病、奇病に苦しむ人々がいることを忘れてはいけません。世界にはどのような病気が存在するのでしょうか。

ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群

こちらの女性を見たことがある方は多いと思います。プロジェリア症候群という早老病に侵されてしまった女性です。ヒト 1 番染色体上にあるラミン A (LMNA) という遺伝子の異常により、体の急速な老化が進んでしまうという難病です。

2,000万人に1人が発症し、平均寿命は14.5歳と短命ですが、老化を止める治療法や特効薬については未だに解明されていません。年齢以上に老化してしまった体や見た目への偏見が多く、それと共に幼いながらに体の老化に伴った心機能障害や脳血管障害にもくるまされる病気です。

水アレルギー(水蕁麻疹)

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世界中には様々なアレルギー症状があります。その中でも、世界に100例にも満たないほどの症例しかないアレルギー疾患が水アレルギーです。普段、私たちが何気なく使用している水や自分自身の汗が皮膚に触れるだけで、重度の蕁麻疹の症状を引き起こしてしまう難病です。

皮膚疾患であるため、体内の水分からの害はないものの、重症化すればアナフィラキシーショックによって生命の危険にもつながってしまいます。現在、医療的な対処療法は見つかっていません。

トライポフォビア

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全ての人にではありませんが、感覚を持った人間には恐怖症が存在します。高い所が苦手高所恐怖症や、狭い所が苦手な閉所恐怖症と様々です。その中でもあまり聞くことがなく、理解されないことが多い恐怖症がトライポフォビアです。

トライポフォビアは小さい穴や斑点のような集合体に対して恐怖心を感じる心理状態です。こういった症状は誰にでも起こりうる症状のため、病気との認識は薄いですがれっきとした精神障害なのです。トライポフォビアについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

日本から難病を支援する方法は?

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このような病気に苦しむ人は、職業も失い生活の基盤をも失ってしまいます。治療を続けるためには、他方からの支援を必要としなくてはなりません。では、日本ではこういった方を支援する方法はあるのでしょうか。

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