ハリス入門!釣りでの種類や太さや結び方もご紹介!

鈎針に、aのラインを耳の下方向に短く大きなループを作り、ループを針に沿って1~2回巻き安定させ、耳方向に戻るように5回以上しっかり巻き押さえて、aとAのラインをゆっくり引っ張って締めます。この時、まだしっかり締めなく、メインラインが内側に来るようにしてから、100%締めこんでください。

ハリスの結び方(ラインとライン)①サージャンノット

同じ太さのラインを結ぶのに適していて、結び方の難易度は低く、ラインの素材や太さの違いにあまり影響しない強度のある結び方です。ほとんどの釣りのジャンルに対応しますが、特にフライフィッシングに、多く使われているようです。

結び方の特徴

この結び方は、道糸とハリスの細いライン同士を結ぶ時に用いられることが多いです。エイトノットに次いで簡単でラインの太さや素材の種類に影響しない強度のある結び方で、夜の暗い中でも探りながら結べます。特にフライフィッシングに良く使われます。

結び方の手順

出典:knotsnotes

ライン同士を重ね、2本で互いにループの中をくぐらせて(くぐらせる回数を多くするほど結束強度は強くなる)ラインがバラバラにならないように2本ずつを両方向にゆっくり引っ張って十分に締め、最後にラインの余分なところを切ってください。

ハリスの結び方(ラインとライン)②エイトノット

シンプルな構造の早く結べる結び方で、ライン同士を結ぶ結び方の中では上位に入る強度があります。特に、渓流釣りや鮎釣りのような細い糸を使用する釣りや、フライフィッシングのティペットを結ぶ時などに活用できます。

結び方の特徴

この結び方は、シンプルで誰でも早く結べて、ライン同士を結ぶには最強の結び方です。8の字ににすることで、直線部分が多くなって、引っ張れば引っ張るほど強度が増します。釣りばかりでなく、登山でのロープワークにも利用されていて、引っ張ることの反対に、ほどくのにほどけやすい面もありいろんな場面で使われています。

結び方の手順

出典:knotsnotes

2本のラインを、重ねて8の字を書くように、ループを作ってくぐらせて通し、ライン同士を重ねたものをお互いに引っ張って締めていく(この時、8の字の部分を指などで押さえる)と、8の字が小さくなっていくのでしっかり締め込んでください。

ハリスの結び方(ラインとライン)③ネイルノット

主に、フライラインとリーダーを接続する結び方で、中空パイプというパイプを使って結び、比較的簡単に結べ、強度はかなり高いです。PEラインを除いてほとんどの素材の糸に対応でき、しっかり締りなかなか緩まない結び方です。

結び方の特徴

この結び方は、チューブ(中空のパイプ)を使って結ぶ方法です。主にフライフィッシングに使われ、呼び名は、昔、釣り糸を通すとき釘(ネイル)を使ったことから来ています。ネイルノットは、直径の違う2本のラインをフライに近づくに従って細くなるように繋げる目的で使用されます。

結び方の手順

出典:knotsnotes

中空パイプを、太いラインに沿え、切り捨てる側のaのラインをパイプと太いラインとaのラインに5回以上巻いていくが、巻き付けたら、巻いた部分を指で押さえ、aのラインの端をパイプの穴に通し、締めていきます。引き締めたら、先ほどの、aのラインの端の方向にパイプを引き抜き、aとAの方向にもう一度しっかり締めます。

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