酒鬼薔薇聖斗の母親は人格障害か!?ゆがんだ母子関係が影響した神戸児童連続殺傷事件

印税は、もちろん自分に入ってくる収入なので使い道は個人の自由ではありますが、息子が犯罪を犯し損害賠償が発生しているにも関わらず損害賠償を支払わずに自分たちの私欲に使うことは批判されても仕方ありません。

加害者の印税は通常被害者へ使われる

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通常、加害者家族が出版した本の印税は被害者家族に支払われるのが一般的です。両親が出版した手記の後書きにも印税は被害者遺族へ支払う記載がありますが、実際には遺族へは支払いはされていないようです。

酒鬼薔薇聖斗と両親が出版した手記も事前に被害者遺族から了承を得ることなく出版をしています。表現の自由が許されている以上、出版を止めることは難しいことではありますが、事前に被害者遺族への了承を取るなどの配慮は必要です。

酒鬼薔薇聖斗の母親の印税7000万円の行方

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被害者家族に支払われることのなかった7000万の印税は支払わない理由として当初は「弟たちの大学進学の費用にあてる」と言っていたそうですが、弟二人は大学には進学していませんので大学進学の費用にあてるというのは嘘になります。

実際には弟2人の大学進学の費用、手記の印税7000万円ですが両親は事件後離婚をしており手記は母親の名前で出版していますので、印税はすべて母親にわたります。母親は手にした印税で県外に豪邸を建築し印税の7000万円はその返済にあてたといわれています。

酒鬼薔薇聖斗母親がすべきだったこと

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酒鬼薔薇聖斗の母親がすべきだったこととして「こうであれば事件は防げたのではないか?」という考えから、発達障害の診断を受けた時にカウンセリングに通うべきだったこと、愛情を与えるべきだったことなどをあげ、事件を起こさずにすんだターニングポイントを考えていきます。

酒鬼薔薇聖斗の発達障害に目を向けるべきだった

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酒鬼薔薇聖斗は14歳のときに発達障害の診断を受けています。この時、母親は医師から「過度の干渉をやめること・少年の自立性を尊重すること・叱るのではなく褒めて育てること」と指導を受けていましたが、母親は「普通」だと言って酒鬼薔薇聖斗が発達障害であることから目を背けていました。

息子が中学校に入学したころ、母親は酒鬼薔薇聖斗の関係性が難しくなったと感じており中学校は児童相談所のカウンセリングを進めますが、母親は病院を受診させています。その後酒鬼薔薇聖斗が同級生を殴る問題をおこしたときに、再度中学校はカウンセリングをうけるように勧めますが、この時も母親はカウンセリング受けさせていません。

体面的な躾よりも愛情を与えるべきだった

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酒鬼薔薇聖斗の母親は幼少期より、学校で恥をかかないようにと厳しいしつけをしてきました。年子の弟がいるため、母親の愛情を受けたのは1年半ほどだったようです。幼いころから厳しいしつけと母親の愛情不足により軽いノイローゼにもなったことがあります。

弟と喧嘩したさいにも長男だからという理由で酒鬼薔薇聖斗だけが叱られたりもしましたが、世間体や対面を気にするあまり厳しいしつけを行い愛情を注がないよりも、愛情を注ぎつつ当たり前のことを徐々に教えていくことが酒鬼薔薇聖斗には必要でした。

異常愛の兆候と向き合うべきっだった

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神戸児童連続殺傷事件がおきる数年前から、酒鬼薔薇聖斗には行動や言動など異常な兆候がありました。しかし、母親はこのことから目を背け都合のいいように解釈をしたり、学校に抗議をしたりして目を向けることはありませんでした。

  • 小学校の工作の際に粘土に無数のカッターの刃をさす
  • 万引きをする
  • 女の子を付け回す
  • 校内で暴力事件などの問題をおこす
  • 部屋の中に斧を置いている
  • 家の床下に殺した猫の一部を隠す
  • 部屋に何度もナイフを持ち込む
  • 猫を蹴り上げたり殺す

このように、幾つもの奇行があったにも関わらず母親はそのたびに「悪い子にそそのかされた・女の子は口が達者・先生が厳しくするから、学校が嫌いだから・友達から預かった・どこかから猫が入り込んだだけ・うちの子はそんなことしない」など悪い考えを排除し都合のいいようにしか解釈していました。

酒鬼薔薇聖斗はサイコパスなのか?

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酒鬼薔薇聖斗は、発達障害と言われていますがサイコパスという人もいます。では、発達障害とサイコパスはどうちがうのか。それぞれ全く異なるものではありますが、ここでは発達と障害とサイコパスについての紹介と違いについて紹介していきます。

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