雨の日に釣りをしよう!装備などの対策や釣果アップのポイントをご紹介

先ほど触れた「浮き袋」によって魚は活性化しますし、もう一つ注目してほしいのが気圧による風です。風が発生すると泡が発生するので溶存酸素量に変化させるからです。溶存酸素量の増加は前述したように魚の活性にかかわってきます。釣りやすい環境を気圧の変化がもたらしてくれます。また、水面に泡立ちが生じると水の濁りや波により魚の警戒心を薄められます。無風の日と比べても潮流が速く、プランクトンが活性しやすいといった水中環境の大きな変化も起こすことができるので、餌を摂りやすい環境を作れます。但し、注意しておきたいのは風の強さです。2~3mならいいのですが、大しけと呼ばれる風速が強い日になると釣りを行うこと自体に危険が伴いますし、釣りが成立しない環境になりかねません。

雨の日の釣り環境の変化⑤水質

水質にも目を向けてみましょう。皆さんもご存知かと思いますが、雨が降ると水質に変化が生じます。濁りが発生しますよね。それは、川が流れ込むフィールドなら、川の上流から濁った水を大量に運んできたり水面が撹拌を起こしているからです。

濁りにより視界は狭くなる

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水質の変化のメリットは、エサとなるプランクトンを運んできてくれるので、魚の活性にはつながります。しかし、魚も私達アングラーもそうですが、濁りによって視界は狭くなってしまいます。この状況下では、デメリットの方が大きいといえます。

濁りは魚の警戒心を薄めてくれる

波、降雨によって発生した濁りは水中での視界悪化を起こして、釣りをするアングラーが見えず無警戒の状態を作り出すこともできるようになります。しかしながら、こちら側も同様に見えない状況なので、「魚の視界は悪い」ということを認識した上で釣り方を組み立てていくことを努めましょう。

雨の日の釣りのポイントをご紹介!

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雨の日の釣り方では準備がなくてはなりません。準備ができているならば、きっと狙った魚を釣り上げられて、満足のいく釣果を達成できるでしょう。それでは、アイテム・エサ・ルアーなどポイントを確認していきましょう。

雨の日の釣りのポイント①装備

雨の日でも快適な釣りを行うためには、雨が降っていても水を侵入させないアイテムや貴重品を雨から守ってくれる道具がなくてはなりません。また、じっとしているのでなく何かとカラダを動かすので動きやすい格好でなくてはなりません。

装備はしっかりと対策しよう

後でも紹介しますが、雨天の釣行では安全・防水対策がしっかりとなされていなければなりません。これまで説明してきたように雨の日は魚の警戒心を下げ、活性化される時です。チャンスを逃さずトライできるように装備の準備をしましょう。

大切なスマホや財布、布製品などを守ってくれるアイテム

雨の日の釣行では自分が身につけるものがびしょ濡れになってしまうこともよくあるのではないでしょうか?絶対に濡らしたくないというのであれば持っていかないのでしょうが、スマホなどの連絡ツールや財布、鍵などはどうしても身につけておかないといけないです。雨からスマホ、財布などの貴重品を守ってくれるアイテムを紹介します。

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