鮎の友釣りを徹底解説!仕掛けや竿などの必要な道具もご紹介!

ポケット付きのベストは、釣りに必要な小物を全て入れて川に入るのに便利です。また入川券もベストの見えやすいポケットに入れたり背中に貼り付けたりすることで、監視員に分かりやすくしておくこともできます。鮎釣りに慣れた人は多くが着用しているベストは、必須アイテムと言えるでしょう。

鮎の友釣り:具体的な釣り方

それではいよいよ、鮎の釣り方を解説していきます。鮎の友釣りは経験を必要とする釣り方ですが、慣れてくるにともなってポイントがわかり面白くなってくるという奥の深い釣り手法です。そのため昔からファンも多い釣りなのです。具体的な釣り方をマスターし、状況に応じていろいろと試してみましょう。

鮎の友釣りの釣り方①ポイント探し

まずはどこに鮎がいるか、釣れやすいポイントを探すことから始まります。これは鮎の習性に大きく関係しており、鮎がどのように川の中で生息しているかを掴むことが大切です。ポイントを見つけることが、鮎をたくさん釣ることへの近道ともいえます。

まずは鮎の縄張りを探す

鮎は餌となる苔のついた石の周りに縄張りを形成しますので、ポイント探しはそのような石を探すことから始まります。その中でも水深や流れの速さによってポイントは少しずつ変わります。縄張りに目星をつけられるようになることは上達への近道となります。

流れのゆるいトロ場と呼ばれるポイントは、オトリ鮎を弱らせにくく初心者にもおすすめです。流れの激しい瀬とよばれるポイントは、体力のある鮎が多くオトリの操作が難しいですが、臨場感溢れる釣りが楽しめます。

ハミ跡に注目しよう

ハミ跡とは、鮎が苔を食べた跡です。ハミ跡が石苔についていると、鮎が餌場にしている目印になります。その中でも食み跡の大小、量を目安に近くにいる鮎の数が分かります。ハミ跡が多くついている石は、他の石より光って見えます。ハミ跡がついているかは橋の上などの高いところから確認することで分かりやすくなります。

鮎の習性について

エサ場となる苔のついた石の周りに鮎は集まりますが、その中でも水深や流れの速さによって鮎がどこにいるかわかります。水深が浅く緩い瀬は、日中多くの鮎が餌をたべるポイントとなります。少し水深が深く流れも早い瀬では、大小の石も多く流れが複雑になっており、一日中多くの鮎がいます。

そして波立ちの少ない緩やかなトロ場では、鮎の姿が見えやすく、石は比較的小さいものが多いですがその中でも大きめの石の周りに縄張りをもつ鮎がたくさんいることが多いのです。またトロ場は渇水の際に好ポイントとなります。

鮎の友釣りの釣り方②実際の釣り方

鮎のあつまるポイントをつかんだところで、実際の釣り方を見て行きましょう。友釣りではオトリを操作しいかに自然に活き活きと泳がせるかが重要になってきます。こちらも経験が必要で慣れてくるにつれ上達しますので、いろいろと試しながらやってみましょう。

友釣りの誘い

オトリの操作には主に「引き釣り」と「泳がせ釣り」の二種類があります。引き釣りはオトリに一定のテンションをかけながら泳がせる釣り方です。泳がせ釣りはオトリを自由に泳がせて自然な動きを演出する釣り方です。どちらもオトリの状態を把握し水の流れを読みながら、常に水中の様子をイメージすることが大切です、

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