鮎の友釣りを徹底解説!仕掛けや竿などの必要な道具もご紹介!

はじめての方は、こちらのスタートガイドも参考にしてみてください。

鮎の友釣り:注意点

奥が深く面白い鮎の友釣りですが、初めての方が始めるにあたりいくつかの注意点があります。長年の経験者や愛好家が多い鮎の友釣りだけに、皆が守るべきマナーやルールが存在します。ここでは一般的な注意事項をご紹介しますので、マナーを守って楽しみましょう。

注意点①入川券を購入する

川での釣りは、地元漁協の魚の放流や漁場管理によって成り立ちます。元気な魚の泳ぐ美しい釣り場が持続できるのも、漁協の管理があってこそなのです。その運営費は、入川券の購入費により賄われています。入川券を買わずに無許可で釣りを行うと密漁ということになります。

入川券の購入場所は、漁協事務所や近隣の釣具店、個人商店やコンビニ、現場監視員から購入などがあります。釣りの間は入川券を携行し、監視員が求める時には入川券を提示しましょう。多くの人は監視員に分かりやすいよう、ベストの背中部分につけるなどしています。

注意点②夜釣りはしない

多くの漁業組合では夜釣りは禁止されており、基本的には夜釣りはできないと思っておきましょう。また夜は鮎が寝ているために、夜釣りを行ってもほとんど釣れません。昔から鮎の友釣りは夜行わないという伝統もあるようですので、ルールとして夜釣りは行えないと思っておくのが良いでしょう。

注意点③近隣に配慮する

鮎釣りでは周りの釣り人への配慮は欠かせません。鮎や周辺環境を敏感に察知するため、他の釣り人の釣果を妨げないよう注意が必要です。まずは先に釣っている人には釣りを始める時に一声かけましょう。

他の人のオトリ缶の周りでバシャバシャ歩くとオトリ鮎が疲れてしまうため避けましょう。また鮎釣りの竿は長いため、隣の釣り人とは最低竿一本分は距離をとりましょう。その他、周辺への配慮が必要と思われるときにはお互いに声かけを行い気持ちよく釣りを楽しみましょう。

鮎の友釣りを楽しもう!

これまで鮎の友釣りについて、その方法から道具、ポイントや注意点などをご紹介してきました。経験を積み勘を身につけていくことで、次第に上手になっていく鮎の友釣り。始めは難しく感じる点があるかもしれませんが、心配は不要です。

経験者に教えてもらったり自分で試行錯誤を繰り返すうちに、いつしかその魅力に夢中になっていることでしょう。鮎の友釣りは古くから確立されてきた手法で、その奥の深さから多くのファンや名人のいる釣り方です。これを機にぜひ鮎の友釣りに挑戦してみて、その面白さや奥深さを味わってみましょう。

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