牙が顔面に突き刺さる!?死を見つめる動物バビルサの生態と噂の真相

意外に彼らは早起きです。早朝に起きて木の枝や果物を食べています。雑食なのでジャングルの中の色々なものを探し当てては食べているのでしょう。

泥を浴びる習性がある

水辺に暮らす理由としては、泥の中に寝転んで体につく寄生虫を落とす習性を持っていることがあります。映画「もののけ姫」でもイノシシたちが泥で化粧をするシーンがありますね。この辺りも日本で見かけるイノシシと似た習性を持っていると言えるでしょう。

バビルサの繁殖と成長期間について!

数が減少し続けてしまっている彼らは1度の出産で生まれてくる数は少ないとお伝えしましたが、ほかにもどんな繁殖形式をとり、どのくらいで大人になるのでしょうか?

妊娠期間は約半年

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オスが大きな牙を誇示してアピールすることからも想像できますが一夫多妻性です。立派な牙を持つオスが多くの子孫を後世に残すことができます。

イノシシの妊娠期間は120日ほどですがなんとバビルサたちはそれよりさらに長く約半年ほどの妊娠期間があります。

8ヶ月しか母親と暮らさない

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半年もの妊娠期間を経て生まれてきた子供はたった8か月しか暮らさないということもわかっています。その後は独立し、別々の生活を送ります。

バビルサは日本の動物園で見学できるの?

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特徴的な牙を一目見てみたくなりませんか?ここからは彼らを実際に見るにはどうしたらよいのか簡単にご紹介していきましょう。

日本の動物園には存在しない

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ワシントン条約並びにインドネシアの法律により保護されているため、彼らを日本国内で見ることは不可能です。残り少ない個体を保護するため必要なことでしょう。

シンガポールとイギリスの動物園にはいる

ただし、例外としてシンガポールとイギリスの動物園には飼育されています。旅行などで訪れた際には立ち寄ってみるのもいいでしょう。

シンガポールは「シンガポール動物園」に飼育されており国立公園並の広い敷地と素晴らしい環境で暮らす様々な動物を見ることができます。

イギリスは「チェスター動物園」にて飼育されており、こちらも織のない動物園として大人気の動物園です。

もちろんインドネシア動物園にも

インドネシアで保護されているバビルサですからももちろんインドネシア動物園でも会うことができます。同じアジア圏で比較的訪れやすい国ですから一度はお目にかかりたいものです。

バビルサは一度は見てみたい動物!

一度見たら忘れられないような牙を持ち、ジャングルの中では毒のある植物を食べ、ひっそりと数を減らし続けているバビルサ。イノシシとも豚とも違うその魅力的な姿を一度は見てみたいですね。これから数が増えていくことを願いながら、その面白い生態に思いを馳せてみませんか?

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