力丸スケート場は力丸レークランドとも呼ばれ、スケートやプールなどを目当てに多くの人が訪れていました。平成8年に営業を終えた後は、施設の一部が廃棄物処理のための施設に利用されています。
過去の集客施設が閉鎖され廃墟となってしまった例は関東地方にも存在します。千葉県のあるホテルでは、閉業し荒れ果ててしまった後に殺人事件が起きてしまったため、心霊現象が起こる場所に名前が挙がるようになりました。このホテルについて知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
他にもある日本の廃墟
日本には他にもかつての面影を残したまま使われなくなった場所があります。写真は長崎県の軍艦島です。古くは炭鉱で栄え、平成27年には日本の産業化を担った場所として世界文化遺産に登録されました。旅行会社のツアーに参加することで上陸することができます。
ウサギが住む遺構
広島県にある大久野島には、かつて毒ガス工場や弾薬庫があり、現在は毒ガス資料館となって展示されています。島には建物だけでなく、砲台の名残もあります。
島には多くのウサギが生息していて「ウサギ島」とも呼ばれていますが、このウサギは実験用ではなく、小学校で飼育されていたウサギが放された後、増えたものです。
まるでジブリの世界
新潟県佐渡島にある北沢浮遊選鉱場跡地は、かつて東洋一といわれた鉱石処理能力をもつ選鉱場でした。佐渡鉱山の業務が縮小されるのに伴って閉業し、建物の土台部分だけが当時のまま残っています。
美しい緑と取り残された建物が調和し、独特の世界観を感じさせてくれます。