未だ残る負の遺産京都崇仁地区!影ある過去から光ある未来へ!

崇仁地区は高齢化によって人口が急激に減少しています。老朽化して住む人はいなくなった住宅が次々に取り壊されています。徐々に再開発が進み、部落というイメージを払拭するための活動が行われています。

崇仁新町という名の屋台村

京都駅を出て東向きに足をすすめると5分程度で崇仁新町という看板に出くわします。ここは1丁目から4丁目までに区分けされた大小16の店舗が軒を連ねる屋台村。おいしいものが集まるコミュニティースペースとして若い人を中心に大人気です。崇仁という名前を隠さない新たな流れが始まりました。

崇仁新町には京都の旨いものが集結

崇仁新町の屋台村には京都の旨いものが沢山集結しています。ソールフードである「まんぼ焼き」も食べることが出来ます。それでは崇仁新町屋台村に出店している美味しいお店を少し紹介します。一度は食べてみたいお店ばかりです。

  • 崇仁茶屋:お餅が進化したわのスイーツ
  • 中村屋惣菜製作所:絶品ミンチカツをは肉がとってもジュウシー!
  • 鉄板炭火韓国酒場 sulsul:韓国風鉄板料理にお酒が進む!
  • 屋台清華園:食べればわかる!地元の定番スナック「ミノテン・レバテン」
  • 炭火焼ソーセージ酒場Salumeria:旨すぎるホットドッグが凄い!
  • やきやき崇仁新町:ここは外せない!ちょぼ焼のお店

崇仁新町屋台村は期間限定営業だった!

崇仁新町屋台村は今のうちに行かなきゃ損です!なぜかというとこの地区に京都市立芸術大学移転計画があり、それまでの期間限定営業だからです。営業期間は2020年8月いっぱい。ぜひ今のうちに崇仁新町に出かけてください。美味しいものが一堂に会するのは今だけです。

京都市立芸術大学移転計画

京都市立芸術大学が京都駅東地区に移転する計画があることが発表されています。若い人が集まる学園都市として生まれ変わろうとしている崇仁地区。長い差別の末にようやく明るい未来が語れる地域になります。令和という御代に過去から脱却し最も輝かしく発展するのは崇仁地区かもしれません。

崇仁地区が変わるために私たちができること

未来に向かって歩き出した崇仁地区。崇仁地区に住んでいた人たちも自らの祖先から続いてきた「負」の歴史を後世に受け継ぐために自ら資料館を立て、元部落としての知名度を生かした発展さえ考えています。

単なるノリで偏見の目を抱かない

身分制度の陰に落とされた人々の歴史から生まれた部落という地域。ようやくその怨念ともとれる差別から抜け出そうとしています。これから崇仁地区が発展するためには、単なるノリで偏見の目を抱かない事が大切です。

デマや憶測で地域を目の敵にしない

現在でも崇仁地区の事を悪く言う人がいるかもしれません。身分制度や被差別部落は過去の暦にの中に存在し、未来には存在しないのだという事を私達一人一人が強く認識することが大切です。デマや憶測で地域を差別することが無いようにしましょう。

実際に出かけてみて自分の肌で確かめる

崇仁地区は今まさに歴史の中から、新しい形で何かを生み出そうとしています。その原動力となるのは我々一人一人です。小さな歩みを確かなものとするために、崇仁地区の新たなシンボルである崇仁新町屋台村に出かけて楽しんでください。

差別のない崇仁地区を実現させよう!

崇仁地区は身分制度から生まれた負の遺産です。それが在日朝鮮問題とリンクして、複雑かつタブーな問題となっていきました。その忌まわしい歴史が、少しずつ明るい方向へと歩みだしています。令和の御代に崇仁地区は力強く発展していくことでしょう。

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