マッドサイエンティストの意味は?実在した人物15人や映画キャラなどをご紹介!

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ほとんどの人は、映画「羊たちの沈黙」「ハンニバル」で彼を知ったパターンが多いのではないでしょうか。この作品でのハンニバルはというと、獄中の殺人鬼として登場しています。主人公の警官は彼に巷を騒がせている犯罪者のプロファイリングを頼み、それをもとに犯人を捜していくというストーリーです。

しかしそれで終わるはずもなくハンニバルはその犯人と通じており操っていたという驚きの落ちが用意されており、悪を操るさらに巨大な悪として人気を博し続編へとつながった経緯があります。解剖医にして食人鬼。そんな彼の原点ともいう作品です。

映画に登場するマッドサイエンティストとは?

dbreen / Pixabay

漫画、小説ときて最後は映画をご紹介させていただきます。題材的にホラーやサスペンスばかりかと思いきや広いジャンルで登場しております。どれもレンタルなどで気軽に手に取れる作品ですので長期休みのお供にでもいかがでしょうか。

ストレンジラヴ博士(博士の異常な愛情)

博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか (字幕版)

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この映画の主人公であるにも関わらず非常に出番が少ないストレンジラヴ博士。しかし出番の少なさを感じさせない彼のインパクトはまさにストレンジといえるでしょう。彼が研究に携わった水爆を題材にした映画。シリアスな雰囲気かと思いきやこの映画、ブラックジョーク満載のコメディ映画なのです。

ざっくり言うと水爆が投下されないようあらゆる手で阻止しようとするが結局水爆は投下され人類滅亡というコメディでなければ悲惨としか言えないストーリー。博士はというとそのとんでもない局面で不気味に笑っていたり小粋なブラックジョークをかましたりとなんとも異質なキャラとなっている。

ヘンリー・ウー(ジュラシックパークシリーズ)

ジュラシック・ワールド/炎の王国 (吹替版)

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映画、ジュラシックシリーズ。恐竜が復活する事態の発端と言って相違ないでしょう。彼が行った研究は非常にロマンに溢れ、もし現実でも実現されたらあらゆる分野に多大な影響をもたらすことでしょう。

彼のマッドと呼ばれる原因として、彼は自身の興味や研究の結果のみを見てそれが周りにどのような影響をもたらすかを考えていなかった点ではないでしょうか。夢中になりすぎて周りが見えなくなってしまうのはマッドサイエンティストキャラの特徴の一つと言えます。

ノベルク博士(怪奇!呪いの生体実験)

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こちらは少々マイナーです。公開当時、日本では公開されなかった映画となっております。しかし現在はDVDが普通に販売されており日本でも楽しめるようになっております。タイトルから連想できる通りホラー作品で、ノベルク博士が冷凍睡眠させたナチスの幹部たちを目覚めさせてナチス再興を目指すというストーリー。

しかし冷凍から目覚めさせる際技術が足りず党員たちを無事に目覚めさせることが出来なかった彼は生きてる人を使い実験しなんとか党員たちの無事な覚醒にこぎつけようとします。この目標の為に手段をいとわないあたりがマッドサイエンティストといった感じです。

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今話題のマッドサイエンティストキャラ

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ここではリアルタイムで今現在話題になっているマッドサイエンティストキャラをご紹介したいと思います。ネットや書店・アニメ業界で話題になるだけあってかなり個性的かつマッドなキャラとなっています。

ボンドルド(メイドインアビス)

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黎明卿と呼ばれその名の通り数々の前代未聞を突破し黎明をもたらした人物。優しく知識人。孤児たちの面倒もみていたりと一見すると非の打ち所の無い人物。ですがその実人類の発展のためと銘打ち人体実験等非人道的な手段を用いて結果を出すマッドサイエンティスト。先に挙げた彼の人柄も決して嘘ではないのがまたたちが悪いと言えるでしょう。

明るい未来の実現のために研究対象だった人物への感謝や犠牲にした人たちへの感謝を忘れない姿勢や実験のために将来的には殺す予定の子供たちから「パパ」と呼ばれ慕われるほどに愛し育てたり博愛と残忍さという決して交わることのなさそうな属性をもったサイコマッドサイエンティストです。

サルトン医師(ハロウィン)

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2018年、大人気ホラー作品ハロウィンの40年後を描いた作品が公開されました。そこで出てきた殺人鬼マイケル・マイヤーズの心理を研究していたルーミス医師の後釜となる医者が登場しています。それがサルトン医師。ルーミス医師に比べかなりマッドサイエンティストな医者となっております。今回はネタバレ回避をしつつ彼を紹介します。

彼はマイケルのことを治療すべき対象というよりは非常に興味深い観察対象として見ており、劇中も彼を殺そうとする彼の恐怖を知る警官、ホーキンスらと多々衝突を繰り返しております。某シーンではまさにマイケルを観察したいがために異常としか言えない行動をとっており、その様はマッドとしか言えません。劇場で鳥肌が立ちました。

マッドサイエンティストはもういない?

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基本的に今は実験に関してかなり厳しく法規制がされており、世間もそれらの話題に厳しくなっておりますのでまずまずいないかと思われます。しかし、人間に解明すべき好奇心をくすぐる謎が残されている限りマッドな道へ転がり落ちてしまう可能性は潰えないのではないでしょうか。

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