包丁を入れることでより簡単に取り除けるようになるのです。取り除き方も簡単で、指でこそぎ落とすだけで簡単に取れます。水を流しながら血合い部分をこそぎ落としていくと、血合いが残っていないか同かも確認できますので簡単です。
血合いは臭みのもととなる
血合いが残るとかなりの臭みを発生させることとなります。臭みは、調理過熱をしても消えないケースもありますし、刺身でいただく際にはもちろん厄介な香りになるので、血合いは徹底的に落としておきましょう。
そのためにみ、一度きれいに血合いを取り除いた後は、水洗いを行って完璧に落ちたかどうかを確認しておきましょう。きれいに落ちている状態であれば、赤い部分が残らず身のきれいな部分だけが残って魅せますのでわかりやすいです。
ニジマスの簡単な捌き方の手順:その⑥
血合いと内臓を取り除いたら三枚おろしの工程に進みます。調理に使うのでフライにも刺身にも共通して必要となる捌く工程となります。きれい切り分ければ、身を無駄なく食すことができますのでしっかりと手順とポイントを把握しておきましょう。
ニジマスを三枚におろす
三枚におろすにはまず魚の背中側を自分に向けて、背びれから包丁を差し込んでいきます。そして、背骨にあたるまで包丁をゆっくりと入れていきます。背骨に包丁が当たるとカチッと一瞬硬いものが振れるのでわかります。
そして、背骨の位置を確認できたらそこから尾びれに向かい、斜めに包丁を動かして捌いていきます。そのまましっぽまで背骨の上を沿うようにして包丁を動かしていくと身えおきれいに捌くことができます。反対側も同じような手順でさばいていきましょう。
小型サイズであれば上記のような方法でもいいですが、少し大型サイズになれば包丁のさいずが魚に追いつかないケースもあるでしょう。となると、頭部を残したままで三枚におろすのは難しく感じるケースもあります。
なので大型サイズでも簡単に行いたいのであれば、この段階で頭部を落とす方法もおすすめです。頭部を完全に落として状態でも同じで、背骨上を沿うように包丁を入れていくと、余すところなく降ろすことができます。
ひれの骨はとっておく
先述したように小型サイズであれば包丁は入れやすいですが、サイズが大きくなると包丁の幅が魚に対して小さく骨や身に引っかかり動かしづらくなります。また、ひれの骨も初心者には邪魔になりがちです。
これがると硬く、包丁の可動域を狭めますので、こちらもあらかじめ取っておくと簡単に包丁を入れることができるようになります。ひれの骨が邪魔なようであれば取っておきましょう。
ニジマスの簡単な捌き方の手順:その⑦
次に特に刺身で食べるときに気になるのが原骨です。大きなものから小さなものまで骨があり、これにより非常に厄介で、食べるときにも取るのが大変です。そこで三枚おろしの状態で取り除いておきましょう。
ニジマスの腹骨をとる
取る方法は簡単で、原骨に沿って包丁を入れ、底からスライスするように包丁を進めていくと腹骨と身を一緒に取り除くことができます。骨の一緒に身も一部取れますが、この方法が最も簡単でスムーズに取り除けます。
一本一本骨取りを使ってとってもいいですが、膨大な時間がかかるのと、そこから身が崩れ可能性もあるので、この方法であればその心配も少なくきれいに取り除けるのでおすすめです。
気にならなければ取らなくてもOK
魚の骨の中でも食べるときも含めて最も厄介なのが腹骨。これがあるから魚を耐えℬるのが嫌と感じる人も多いでしょう。しかし、ニジマスのこの骨も気にならない人であれば取りぞのかなくて大丈夫です。
特に調理法にもよりますが、フライなど骨まで食べられる調理法を取っておけばこの工程は飛ばしても大丈夫でしょう。気になるようであれば取るといった程度の認識で大丈夫です。