【新潟女児殺害】大桃珠生さん殺害事件の概要とご家族の抱える思いに迫る

被害者の祖父は、可愛がっていた大切な孫娘を失ってしまった悲しみを受け止めきれずにいたようです。大切な孫を失った事実が信じられないと語っていました。たとえどれだけの時間が経過しても、大切な存在を奪われた悲しみや悔しさは薄まる事は無いのでしょう。

大桃珠生さんの抱いていた夢

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女の子は7歳にもなると将来について夢を語るようになります。それが実現しようとするまいと、お花屋さんになりたい、パン屋さんになりたい、看護師さんになりたいなどと多くの子が語ります。被害にあった少女もその1人でした。彼女はどんな夢を持っていたのでしょう。

デザイナーになることが夢

被害少女はタマちゃんと呼ばれていました。タマちゃんは「デザイナーになりたい」と将来の夢を幼稚園の卒園文集に記していました。きれいな色の花が好きで絵を描くのが上手だったと園長先生が話しています。身勝手な犯行のために一人の少女は夢見ることさえも出来なくなってしまいました。

大桃珠生さんの夢の詰まったタイムカプセル

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タマちゃんが通っていた幼稚園では卒園の記念にタイムカプセルを埋めていました。3年後の自分に宛てた手紙を入れて、小学3年の夏休みに掘り起こす筈でした。予定通り掘り起こされるでしょう。しかし、そこに少女は居ないのです。それがとても残念で悲しいと園長先生は語っています。

開けることが出来なかったタイムカプセル

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事件当時は小学2年生でした。あれから1年、被害にあわなければ今年の夏休みにみんなと一緒に3年前の自分と対面した事でしょう。しかし、それは叶わないのです。ご家族が立ち会うかも知れませんが、最愛の娘さんが「もう居ない」ことを再確認する儀式になってしまうのかも知れません。

大桃珠生さんの親はコメントを残す

大きな事件が起きると、いつものことですがマスコミ報道が過熱し、野次馬も押しかけたりして大変な騒ぎになってしまいます。被害者宅や犯人の家族が住む家の前にはカメラとマイクを構えたマスコミが常に待機しています。上空にはヘリコプターが旋回し、騒音でテレビの音も聞こえないと話す人もいました。当然、食事やトイレなどの問題も出てきます。

食事はどこかへ行くにしても、近くにコンビニなどが無ければ、トイレは近くの民家で借りることになるでしょう。そこで生活を営む人々にとっては、ただでさえ信じがたい事件が起きて驚いているところを、日常を乱され迷惑以外のなんでもないでしょう。そんな仲、遺族がコメントを出しました。

悲しみの中メディアに向けた立派な言葉

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コメントは以下のような内容です。アナウンサーが読み上げた番組が多数ありました。ただでさえ辛い思いをしている遺族にこのようなコメントを出させる前にマスコミをはじめ周囲は節度を持ちたいものです。

「私たち家族は、大切な存在である娘を今回の思いがけない出来事で失い、悲しみの中におります。この状況を受け止めることは難しく、また、犯人が捕まったとしても娘が戻ってくることはありません。今は一日も早く、地域の方々や私たち家族が穏やかな生活を取り戻せることを願うばかりです。」引用:YAHOO!ニュース

子供の安全をどう守る?

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登下校中の交通事故や誘拐、性格異常者による突発的な犯罪など、子供の犯罪被害が後をたちません。どうやって守っていけば良いのか、小学校卒業までの子供は自分を守る力が弱いのですから大人が守らなくてはなりません。事件のあった地域のその後や海外の国の様子を見てみましょう。

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