モスマン(蛾人間)とは?「呪い」とも言われる2つの事件とその正体を検証

不思議な出来事と自然の多いウェストバージニア州

動物や河川、森などの緑豊かな大自然に恵まれたウェストバージニア州。モスマンだけではなく、この地域には先に上げたUFOや、幽霊が現れるなどの怪奇現象も多く見られるそうです。モスマンのことも含め不思議な出来事が多いのは自然と関係しているのでしょうか、ウェストバージニア州の謎を他にも少しだけお話しします。

幽霊の手を借りた警官

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Wvモーガンタウンには警察に協力した幽霊の話があります。遊びに出かけたまま行方不明となった少女2名についてある警官が捜査をしていた時のことです。捜査を始めてから3ヶ月ほど経った頃、近所で別の事件の捜査をしていた彼が依頼人からあの少女達はどうなったのだろうという疑問を投げかけられます。

すると警官の体に幽霊が憑依し、その口を借りて事件の真相を語り始めたそうです。彼は少女たちは既に亡くなっていること、遺体の遺棄されている場所や犯人についてまで知ることができ、事件を無事解決することができたのです。

UFOというより宇宙船?巨大な飛行物体

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次は1979年、同州にある小さな町レイネルで起きた出来事です。兄弟とピクニックへ向かっていた目撃者が線路付近を歩いていた時、なんと90ヤードほどもあるとても大きなUFOがゆっくりと近づいてきて、ツアーバスのように街の中を通り過ぎていったというのです。

通り過ぎていく途中で、機体の窓の向こうにエキゾチックな風貌の宇宙人が見えたそうです。その場には他にも20名以上の人がおり、10分ほどかけて見えなくなっていくUFOを皆ただただ驚きながら眺めることしかできなかったと言います。

モスマンの映画「プロフェシー」でも不幸が相次ぐ

プロフェシー(原題The Mothman Prophecies)はモスマンについてのストーリーの映画で、原作はジョン・A・キール氏がモスマンについての調査結果及び実体験を元に書いた「モスマンの黙示」という作品になっています。どんな映画なのか、そして制作陣を襲った不幸とはなんなのかを書いていこうと思います。

映画「プロフェシー」はミステリー映画!

プロフェシー (字幕版)

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プロフェシーは実際にアメリカで起きたモスマンに関する一連の事件や目撃情報から作られた、リチャード・ギアが主演を務めるミステリー映画です。新聞記者である主人公の男性が身の回りで次々と起こる怪奇現象に、隠された真実を見つけ突き止めていくという内容のものです。

映画内では犠牲者の数字は変更されているものの、先程紹介したシルバー・ブリッジの崩壊事故についても取り扱われており、その他にもモスマンから脅迫電話を受ける目撃者というシーンもあります。

制作関係者の死が相次ぐ

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この映画で、またしてもモスマンがもたらしたとされる不幸が起こります。制作に関わった出演者や音楽監督、スタッフなどが計8名も亡くなったのです。原因は病気や飛行機の事故など様々ですが、数年という短い期間のうちに相次ぎ亡くなったことから、「モスマンの呪い」なのではと人々に噂されています。

モスマンの出演作

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恐ろしい逸話の数々があるモスマンですがその一方で意外と親しまれているのか、プロフェシー以外にも様々作品に登場しています。2010年に放送されたアメリカのテレビ映画、蛾人間モスマンはプロフェシーとは内容は異なるものの、ポイント・プレザントでのモスマン事件を題材にした作品となっています。

モスマンの正体を検証!

アメリカの一部で目撃されてから約半世紀、今ではインターネットも普及しすっかり有名になったモスマンですが、その正体とは一体なんなのか。これまでにも少し触れましたが、実はこうではないか?と囁かれている説を3つご紹介します。

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