赤城神社主婦失踪事件の真相は?霊視結果やホームビデオの人物についても

2008年に失踪宣告がなされた4年後の2012年8月、赤城山で人の頭蓋骨が発見されました。一報を聞いた事件関係者は皆、法子さんのことを思い浮かべましたが、司法解剖の結果、頭蓋骨は20~30代の女性のもので、亡くなってから数年以内のものだと分かりました。残念ながら、法子さんの足跡は未だ掴めていません。

有名な平成の未解決事件

今ではネットで少し検索するだけでも、膨大な量の未解決事件を見ることが出来ます。いつの時代も、人が生きて生活している限り不可解な事件は起こり、増え続けているのです。ここでは、赤城神社主婦失踪事件に続く平成の有名な未解決事件をご紹介します。

未解決事件①:世田谷一家殺人事件

この事件の名前は、誰もが一度は耳にしたことがあると思います。平成12年であった2000年の大晦日に起こった事件で、東京都世田谷区の宮沢みきおさん(当時44歳)の自宅で、みきおさん、妻、そして幼い子供二人が残忍に殺害されました。

犯人は三人を執拗にめった刺しにし、その後長時間に渡り犯行現場に居座り、冷蔵庫内のアイスクリームや果物を食べて寛ぐなど、その異常性は日本の事件史に類を見ないものとなっています。現場には遺留品も多く残されていたため解決も早いかと思われましたが、何故か迷宮入りとなっています。

未解決事件②:福島女性教員宅便槽内怪死

こちらも複雑怪奇な事件です。平成元年である1989年2月、福島県田村郡の女性教員宅の便器内から、若い男性の死体が発見されました。男性は同じ村内に住んでいた菅野直之さん(当時26歳)で、女性教員が用を足そうと便器の中を覗くと何故か靴を履いた足が見えたことから発覚、菅野さんの死因は凍死、そして窒息死でした。

便槽内への入り口は36cm。とても成人男性が入れる大きさではなく、しかも菅野さんは正義感が強く、覗きをするような人物ではありませんでした。発見の4日前から菅野さんの足取りも途絶えていたなど不可解な点が多い中、警察は事件性なしとして捜査を打ち切り。未だに謎だけが残っています。

日本各地の様々な神社をご紹介

今回ご紹介した赤城神社には実は「神隠し伝説」がありました。他にも曰く付きの神社、そして思わず笑ってしまうような面白い神社は日本に沢山あります。ここでは、悲しい過去を持ち心霊スポットと化した神社、そして口直しに、思わず笑ってしまうようなユニークな神社もご紹介します。

東京都台東区の吉原神社

東京都台東区千束にある吉原神社は、その名前から伺えるように、江戸時代の遊郭・吉原で働いていた遊女達のために建てられた神社です。ここには昔「弁天池」という池があり、1923年、関東大震災の際、火災から逃れようとした遊女達がこの池に飛び込んだというエピソードがあります。

当時吉原は、遊女達が逃げられないように大きな壁に囲まれていました。そのため彼女達は逃げ場を失い、なんと490人もの遊女が亡くなっています。吉原観音像と慰霊碑のあるこの神社は、東京で最大とも言われる心霊スポットとなっています。

和歌山県加太市の淡嶋神社

こちらはそのユニークさで有名な神社。まず、本殿正面には大量の日本人形が並んでいます。これは人形供養のため持ち込まれたものなのですが、何故かこちらを向いた状態でずらりと並べられており、来た人を驚かせます。他にも招き猫、狸の設楽焼、フランス人形など様々な人形が並ぶ光景を見ることが出来ます。

そして何よりインパクトが強いのが「パンツを投げ入れる格子」があること。淡島神社は安産、子宝、婦人病に強い神社で、そのご利益を得るために下着を投げ入れることが出来るのです。なんと社務所には替えのパンツも販売されています。非常にユニークなこの神社。参拝するだけでも話のタネに出来そうです。

志塚法子さんは孫の成長を楽しみにしていた

Soledadsnp / Pixabay

失踪宣告がなされた法子さんですが、この宣告自体は取り消すことも可能です。TVで必死に訴えかけていた家族は法子さんの帰りを諦めた訳ではなく、今でも法子さんの居場所を探し、心配し、その帰りを待ち望んでいるはずです。

当時48歳だった法子さん。生きていれば現在69歳です。孫を愛し、その成長を楽しみにしていた法子さん。そのお孫さんももう成人し、当時から考えられないほど大きくなりました。再び法子さんの優しい笑顔が見られる日は来るのでしょうか。家族の心中を思うと誰もが、どうかその日が来てほしいと願わずにはいられません。

都内の神社・お寺に関する記事はこちら

神隠しに関する記事はこちら