「子はかすがい」の意味とは?いい夫婦になるための方法もご紹介

子はかすがいと言う言葉を聞いたことがありますか?この言葉はことわざの1つで、読んだままの意味では本当の内容は理解できません。この記事では、子供が家族に与える影響や、どのような夫婦が理想なのかなどを解説していきます。

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goronekoculbと申します。主婦をしており、趣味はピアノ、卓球、スノーボード、パズルです。よろしくお願いします。

「子はかすがい」はどういう意味?

「かすがい」という言葉は、あまり耳に馴染みがない言葉ですよね。「子はかすがい」以外に日常で使うことはほとんどありません。まずは「子はかすがい」が持つストレートな意味から見ていきましょう。

子供は夫婦をつなぎ留めるもの

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「子はかすがい」とは、子供がストッパーになり、夫婦が離れ離れになることを止めることがでいるという意味です。子供のことを考えて、夫婦が喧嘩や離婚を思い留まることはよくある話ですね。子供のためなら、親は我慢もできるようになるのです。

かすがいは大きな釘のこと

かすがいは、漢字では「鎹」と書きます。鎹は木材や石材同士をつなぐための大きな釘で、元々は建築現場などで使われるものです。鎹は、ホチキスの針のように両端が曲がった形をしています。鎹は、戸締りに用いる掛け金という意味もあります。

「子はかすがい」はどんな時に使うの?

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「子はかすがい」は善と悪、両方の意味を持っており、使い方によって意味が変わってきます。子供は夫婦にとって絆を深めるきっかけである一方、夫婦の不仲をごまかすための言い訳にもなるのです。

「子はかすがい」の使用例

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「子はかすがい」は、子供がいることで夫婦仲がより良くなっていく、という意味があります。しかし反対に、子供がいなければ夫婦が離婚に至ってしまう、という意味もあります。それぞれの「子はかすがい」の使用例を挙げました。

使用例①

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「あの夫婦は性格も趣味も合わないが、本当に子はかすがいになっている」これは、趣味の違う夫婦にとって、子供が唯一の共通の関心事であるという意味で使われています。子供がいることで共通の関心事ができ、夫婦の足並みが揃っていくことのたとえです。

使用例②

「子はかすがいでつながっている夫婦は、子が巣立った後はどうなるのだろう」これは、夫婦仲が悪いけれど、子供がいることで離婚せずに済んでいるが、子供が自立して家を出て行った後は夫婦はどうなるのだろうかという意味で使われています。子供のみをかすがいにしてきた夫婦の先を案じるたとえです。

「子はかすがい」とは本当なのか?

ことわざとは、昔からの風刺や教訓を端的に表したものですが、子供は本当に夫婦をつなぎ留めることができるのでしょうか。子どもが夫婦に与える影響はとても大きなもので、人生や生活を左右する要因となることも多いです。

子供は離婚を思い留まる要因になる

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