マタマタは枯葉のような見た目の亀!特徴や飼育方法をご紹介!販売もしてる?

ブラックウォーターとは、アマゾン川のような茶褐色に濁った河川にみられる水質で、枯れ葉や流木などから溶け出たタンニンという成分が主に水を濁らせているようです。フルボ酸、腐植酸が主成分となっています

ブラックウォーターの成分には抗菌・殺菌作用があり、水質を弱酸性に傾け、軟水になることからマタマタには最も適した水質となります。注意点としてフィルターに活性炭を使用している場合は、成分が吸着するので使用前にろ材の種類を確認しておきましょう。

ブラックウォーターの作り方

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ショップなどで売られている流木を入れるだけでも作ることができますが、アク抜きをされた状態のものがほとんどなので効果は薄いかもしれません。一般的にマジックリーフといった枯れ葉のようなものを使用したり、添加剤を入れて作ることが多いです。

マジックリーフ

国産 マジックリーフ ドクターリーフ ベタ メダカ 色上げ効果 10cm~25cm (30枚)

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なんだか怪しげな名前ですが爬虫類ショップなどで購入することができます。使用法も簡単で、マジックリーフ水槽内へ入れるだけ。時間が経てば水の色が変化してきます。最終的に葉脈だけ残りますので必ず取り除きましょう、水質悪化の原因となります。

添加剤

テトラ (Tetra) ブラックウォーター 500ml

 

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初めての方はこちらをおすすめします。天然素材は成分が溶け出すまでに時間がかかりますが、添加剤ならすぐに熱帯の水を再現できます。使用法も記載されていますので、初心者でも簡単にブラックウォーターを作ることができます。

マタマタとの触れ合いやコミュニケーションの取り方

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ペットを飼うからにはコミュニケーションを取って、仲良くなりたいと考えるのは当然の感情です。イヌのように感情表現はなく、動くこともあまりないので感情を読み取ることは難しいでしょう。どのように接したらマタマタとの信頼関係を築けるのかをお話しします。

マタマタはそっと見守って癒されて

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まずマタマタはイヌ、ネコのように触れられることを好む動物ではありません。構いすぎるとストレスが原因で死ぬ可能性もあります。スキンシップはほどほどにしてそっと成長を見守るように接しましょう。

コミニケーションを取って信頼関係を築くというよりも日々のお世話、管理などをしっかりと行うことであなたのことを主人として認識するでしょう。主人だと認識させることができれば信頼関係もしっかりと築けるはずです。

甲羅のお手入れ

マタマタはじっとしている時間が長いので甲羅に藻が生えることがあります。水質の改善やフィルターなどで水流を作ってあげれば緩和されるかもしれませんが、藻が生えたときのお手入れ方法をご紹介します。

ブラシで磨くのはNG!

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ブラシで磨くときれいに取れそうですが、甲羅を傷つけるので絶対にやってはいけません。傷が入った箇所から細菌が入り、甲羅の成長に影響が出ることもあります。コットンなどの柔らかいもので拭き取るように掃除しましょう。

イソジンが効果的

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どうしても拭き取れない藻はイソジンを使うことで取れることがあります。薬局で販売されているうがい薬ですね。綿棒などを使ってイソジンを藻の生えた箇所に塗り、乾かした後に拭き取るときれいに取ることができます。

マタマタを繁殖することはできる?

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マタマタの飼育に慣れてきたら繁殖を考える方もいるかと思います。マタマタの親子が水槽で生活をしている姿は、想像しただけでも癒されますよね。マタマタは飼育下で繁殖は可能なのかご説明しましょう。

マタマタを繁殖させるのは難しい

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結論から言いますと繁殖は難しいです。国内でのマタマタの繁殖が成功した例はほとんどなく、繁殖は難しいとされています。しっかりとした専門知識があれば、挑戦してみてもよいかもしれませんが、ペットとして可愛がる程度に留めておいた方がいいかと思います。

マタマタと他の生物を混泳させるときの注意点

今飼っている生き物と一緒にしたい、マタマタ1匹だとかわいそう、など混泳を考える方もいるかと思います。基本的には可能ですが、一部の生き物に限られます。混泳飼育の際には注意点があるのでご説明します。

マタマタと魚の相性は悪いけど同じ飼育環境の亀なら混泳できる

混泳させるときにはマタマタの動きが制限され過ぎないよう、スペースを考えて行ってください。混泳可能な生き物ですが口に入る大きさの生き物や、餌となる魚やエビとの混泳はNGです。できたとしても餌としての認識が薄くなり、拒食症に繋がる可能性がありますのでやめておきましょう。

ニホンイシガメなど同じ飼育環境のカメであれば混泳も可能です。他の動物と同じく相性もありますので、初めは水槽内に仕切りを作り、お見合いをさせるなどして様子をみましょう。お互いに慣れれば混泳させても問題ありません。

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