牛の首を聞いてはいけない?聞くと死んでしまう最恐の怪談の正体に迫る!

なお動画チャンネル・ヤミツキテレビでは、また異なった牛の首の朗読を聞くこともできます。視聴の際はくれぐれもご注意ください、周囲で怪奇現象が起きたとしても身の安全は保証できません。

なお上記に紹介した動画の続編も制作されているので、興味を持たれた方はチャンネルページからぜひどうぞ。

参考はこちら:ヤミツキテレビ

人と獣の身体、両者を併せ持つものたち

Comfreak / Pixabay

古来より人間にとって動物は、食料や資産であると同時には身近な脅威、つまり恐怖そのものでもありました。

そのため最も基本的な怪物の形態として、人と獣の特徴、両方を持ち合わせた幻獣がたくさん生み出されてきたのです。次からはそんな怪異たちの容姿と特性をお伝えしていきます。

アマビコ

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奇妙に丸い猿のような体、3本足、人の顔をつけたような姿をしていると言われています。人の言葉をしゃべり、天災・流行病・豊作など人の世にまつわる大きな予言をもたらしていきます。

その姿を絵にしたものを護符として貼っておけば、予言された災いから逃れることができる、と言い伝えられています。

馬頭明王

仏教に登場する明王様であり、苦悩を断ち切る厳しい性質を持っています。最高神ヴィシュヌの化身とも言われ、その名の通り馬の頭部を持っているため、馬やその他動物を救うものとされています。

類似した(あるいは一致する)ものとして馬頭観音が挙げられます。後者は石仏として身近なため見かけた方もいることでしょう。

マンティコレ

アジアに生息する人食い虎を噂を伝え聞いた中世ヨーロッパ人が、イメージで作り上げたと言われているのがマンティコレです。

人食い獣と名付けられたその生物は、人の顔に毒貼の尾とするどい牙を持っていました。当時の人たちが考える恐ろしいものをたくさん詰め込んだ姿であることが伝わってきます。

人面犬

なお、近代日本にも次のような半人半獣の怪異伝説があります。人の顔を持っている、言葉を話す、何かを告げるだけの妖怪は、上記のアマビコや、やはり予言をするという人面牛体の怪異・くだんに通じるものがあります。

家畜やペットで身近な動物と人間をかけ合わせるのは、日本人の持つ共通のイメージなのでしょう。

人は簡単に死なないものだが…

Alexas_Fotos / Pixabay

人間は意外と強いと言われていても、ちょっとしたきっかけや思い込みがきっかけで、後戻りできない事態に陥ることもよくあります。

特に怖がっている人に無理やり怪談や都市伝説を聞かせては、パニックに陥って何が起こるか分かりません。決して無理強いなどせず、あくまで自己責任として納得できる人だけが楽しみましょう。

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