髪が伸びるお菊人形は魅力がいっぱい!恐れられる人形のかわいい素顔に迫る!

どうして人形は怖がられてしまうのでしょうか?人形によっては、少し不気味に感じてしまうお顔立ちの子も居るのはたしかですが、そういう顔の人形が好みな方も居ますよね。それとは別に、どうしても人形が「ダメ」な人は存在します。

「人形恐怖症」

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ペディフォビア(pediphobia)という恐怖症をご存知でしょうか。日本語で「人形恐怖症」といいます。人形を見るなり、ひとりでに動き出し、襲ってくるのではないか…という恐怖に怯えてしまう状態を指します。ペディフォビアの人間は、たくさんの人形が居る部屋には入れないことが特徴です。

治療法はあるの?

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治療法は、「人形と向き合うこと」しかありません。こちらが何かしても、目を離しても、「人形が動くことは無い」と何度も確認し、馴れるほかありません。でも虫がキライな人がいるように、人形がイヤな人だっていて当然ですから、無理して克服することもありません。もしあなたの周りに居るなら、無理をさせないで下さい

人形は「怖がるもの」ではなく「かわいがるもの」

人形は、可愛がってもらうために生まれてきたものです。幼い子の着せ替え遊びを見ても、まるで自分の子どもか妹かのように声を掛け、お世話をしてあげていますよね。命が宿っても不思議ではありません。

受ける感情が愛情か恐怖かで違う

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「日本人形=ホラー」のイメージは、すっかり定着してしまいました。日本人形と対面する前から、「恐怖」だとか「呪い」のイメージが付きまとってきます。日本人形も、愛でられるために生まれてきたものです。「怖い」ではなく、「かわいい」という言葉をかけてあげれば、表情も柔らかくなるかもしれません。

逆にすごい!

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人形に魂が宿るのは、むしろすごいことです。ホラーの印象が強いため、宿った魂は悪い霊だというイメージがなんとなくありませんか?でも実際に「宿る」といわれる人形は、「愛されている」もしくは「大切にされてる」人形の方だとも言われます。「お菊人形」も、菊子ちゃんに愛されていたからこそ、命が宿ったのでしょう。

形ある限り愛しませんか?

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個人の人形への思い入れにもよりますが、大切に扱っていれば、自分が死ぬまで、その人形と共に過ごすことだってあるでしょう。お菊人形にかぎらず、朽ちてしまうまで、人形に愛情を注いであげましょう。

オカルト界のスーパースターに会いに行こう!

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オカルトブームにより脚光を浴びた「お菊人形」、「呪いの人形」とも言われていますが、お菊人形自体が呪うだとか、お菊人形に呪われた…なんて話は存在しません。「お菊人形」は、ただ髪の毛が長くなっただけで、「呪い」だと騒がれた被害者でもあります。

もともとお菊人形に興味があったり、興味が湧いた方は、ぜひ、お菊人形を目標に北海道へ旅行してみてください。往年のスーパースター・お菊人形に会って、「会いたかったよ!」「かわいいね!」なんて、声をかけてあげてください。

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