第6話でも、誠の心はどんどん言葉から離れていきました。朝の電車で言葉が乗ってきても、誠は面倒臭そうな顔。一方、言葉はどんどん誠に惹かれていき、何とか誠を繋ぎ止めようと必死になっていきます。持参したレモネードが誠の口に合わないと思えば必死に謝り、誠のために毛糸のマフラーも編み始めました。
誠と同じ携帯電話を持ちたいからと「自分がお金を出す」とまで言い出します。言葉をいじめていたクラスメイト・加藤乙女（かとうおとめ）が誠のことを好きだと知ると、自分は誠と付き合っていると強気で宣言する言葉。そこには、今までの内向的な彼女の姿はありません。健気な彼女の姿に、視聴者の同情が集まりました。
誠と世界の関係に気づいた言葉
文化祭が迫ったある日、言葉は委員会の仕事で、屋上へ行くのが遅れるというメールを誠に打ちます。すると、誠はそれを世界に転送。それは、2人で屋上に行こうという誘いでした。誠と世界は、屋上で行為を始めてしまいます。
一方、言葉は委員会の仕事を急いで終わらせ屋上へと走ります。言葉が屋上まで駆け上がったその時、世界の「誠が他の子と付き合ってても、好きなの！」という叫びが聞こえてしまいました。続けざまに誠と世界の愛を囁き合う声が聞こえ、言葉は呆然とします。誠と世界、2人の関係は、ついに言葉にバレてしまったのです。
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スクールデイズのあらすじ【第7話「前夜祭」誠と世界の関係を思い知らされる言葉】
2人の仲を知ってしまった言葉は、昼休みに屋上へ来なくなりました。いえ、正確には、行こうとドアノブに手をかけても、屋上でいちゃつく2人の会話が聞こえ、入っていけなかったのです。私が嫌になったのか、私がもっと頑張らないといけないのか、と悩む言葉の心を、誠と世界のみならず、他の人間も追い詰めていきます。
誠と世界の交際をみんなに公表する刹那
文化祭の準備中、誠たちのクラスの実行委員が怪我をしたという知らせが入ります。代わりに誠が実行委員をやったらどうかという話になりますが、もちろん彼は嫌がりました。しかしそこで刹那が、実行委員会には桂さんもいるからそれが気まずいのでは？と指摘します。
誠と世界以外の皆が「どういうこと？」と言うと、刹那は誠と言葉が別れたこと、そして世界と付き合っていることを公表してしまいました。世界は刹那を諫めますが、彼女は不敵に笑うだけでした。
刹那に誠をことごとく遮られてしまう言葉
刹那は、誠に話しかける言葉をひたすら遮り続けました。挙句の果てには誠の携帯電話を取り上げ、言葉の着信拒否までしてしまいました。誠も世界も戸惑いますが、刹那はただ「世界のため」と言い続けました。
誠と世界の関係に心が打ち砕かれる言葉
誠と世界の仲は決定的でしたが、もちろん言葉はそれを素直に認めることは出来ません。次第に彼女の心は憔悴し始めます。誠のマフラーを編んでいる途中で間違いに気づきほどいていきましたが、何故か真顔で全てほどいてしまいます。その顔に落ちる暗い影は、彼女の心の内そのままでした。
ついに2人が行き合ってしまう
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ある日の夜、言葉は話をするため、誠の家を訪ねます。しかし、タイミングの悪いことにそこには世界が来ていました。なんとか言葉を帰そうとする誠でしたが、言葉は玄関に女子の靴を見つけてしまいます。
が、言葉は負けませんでした。その場で懸命に、誠と後夜祭のダンスをするという約束を取り付けます。言葉が帰ると、その約束に怒りをあらわにする世界。誠の静止も聞かず、やけになり外へ飛び出します。そこには、言葉の姿。世界に近づいた言葉は、ずるいですよ、と呟き、世界の頬を叩きました。
スクールデイズのあらすじ【第8話「学祭」後夜祭で誠とのダンスに心を寄せる言葉】
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第8話で、3人の関係はどこへ向かうのでしょうか。言葉の涙を目の当たりにした世界の心境。ついに現場に出くわしてしまった言葉の行動。そして第三のヒロイン、刹那の秘めた恋心がまたも波乱を巻き起こします。
言葉の存在に心を悩ます世界
世界に平手打ちをし、そのまま言葉は「私が彼女なのにどうしてそんなことをするのか」と詰め寄ります。世界はなんと「誠が私を必要としていたから」と返答。彼女も誠を好きで仕方がないが故の発言ですが、視聴者からは「言葉の心を壊す暴力的な一言」と呆れられました。
自分の恋を応援し励ましてくれていたはずの世界、そして大好きな誠、2人に裏切られ、言葉は涙を零しながらその場に崩れ落ちました。その後、世界は悩み、学校を欠席し自らの部屋に閉じこもります。
世界の気持ちより欲望優先の誠
一日パジャマで寝込んでいた世界の家に、放課後、誠がやってきます。世界は、あの日の帰り言葉と行き合ってしまったこと、彼女は全て知っていたこと、そして泣いていたことを話します。やはりこれ以上はダメだと言う世界でしたが、またも誠は彼女を押し倒します。
しかしその拍子にお茶が零れ、行為は中断。中断された誠は、あからさまにため息をつきました。明らかに身体目当てに見えるその態度。もう視聴者の誰もが、彼を擁護することはしなくなっていました。
後夜祭のダンスに誠と行きたい言葉
ある日の放課後、誠の乗る電車に駆け込んできた言葉。車内で2人きりになり、言葉は、次の機会に、誠に自分を直接触らせてあげると言い出します。それはすなわち、自分もなりふり構わず彼に身体を差し出すという意味でした。
だから後夜祭のダンスは自分と、と懇願する言葉。その大きな胸を見て、誠は彼女の願いを快諾しました。電車を降りた彼は一言、「俺って最低…」と呟きます。ネット上は「今更か」「ずっと最低だよ」「クズすぎる」という苦言で溢れました。
刹那と誠のキスを目撃してしまう言葉
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言葉に全てを知られたことで落ち込む世界を見て、刹那は誠から言葉を遠ざけ続けました。刹那は「世界が都合がいいだけでは？」と誠へ詰問します。そして誠がそれを否定すると、じゃあ世界を選ぶんだよね？と念押ししました。
刹那の誠への恋心
その後誠と2人きりになった刹那は、自分がフランスへ引っ越すこと、今まで世界を自分が支え続けてきたこと、これからは自分の代わりに誠に世界を支えてほしいことを話しました。しかし、過去の思い出から、刹那も実は彼に恋をしていたのです。
学祭終了後、教室で寝ている誠に近づく刹那。「これは私だけの思い出」と呟き、キスをします。しかしそれを、教室に入ってきた言葉に目撃されてしまいました。またも波乱含みのこの展開、刹那の恋心を切なく思う意見もある中、刹那の過激な妨害は批判を受けました。
スクールデイズのあらすじ【第9話「後夜祭」後夜祭のダンスで決定的になった誠と言葉】
刹那が誠にキスをしているシーンを目撃した言葉は、彼を好きだから自分の邪魔をしたのかと詰問します。それはあくまで世界のため、と言う刹那に言葉は、このことを世界が知ったらどう思うか…と呟きました。
自分から離れる誠と後夜祭ダンスで修復したい言葉
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学祭中も身体を触り合ったり至近距離で会話をし、接近する誠と世界。一方、言葉は模擬店の受付をしながら落ち込んでいました。その場に現れた澤永に、もう誠と世界が付き合っているとしか思えないと言われ、言葉は怒り、声を荒げます。
