牛島辰馬最強伝説!不敗と呼ばれゴールデンカムイ牛山のモデルに!その強さに迫る

戦争不拡大を訴え続けていた陸軍中将の石原莞爾と深い親交があった牛島辰熊は、「力と身体を伸ばし切っての攻撃は必ず敗れる」という自身の理論と通じる物を感じたのです。国のために東条を抹殺しなければと反乱計画を進めたが、実行直前に政権崩壊したため実行には至らなかった。しかし計画書がもれたことにより世間に知られることとなる。

このとき暗殺計画を立てていたメンバーは逮捕されたが、東条内閣崩壊後に結審されたために牛島辰熊は不起訴となった。中将石原莞爾は軍法会議に呼ばれたが始末書を提出するのみで難を逃れたのである。

計画書の内容

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陸軍中将の石原莞爾と牛島辰熊らが企てていた暗殺計画の内容は、東条英機が乗ったオープンカーに皇居二重橋近くの松の木の上から猛毒である青酸ガス入りの爆弾を投げ入れて暗殺しようというものだった。

しかし仲間内で計画の詳細を伝えていたところ、さすがに暗殺は認められないと考えた者が憲兵隊に通報。結果的には政権崩壊のため実行はされなかったものの、計画を企てたことで逮捕されることとなる。

大人気作品に牛島辰熊をモデルにしたキャラクター

ゴールデンカムイ コミック 1-7巻セット (ヤングジャンプコミックス)

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ゴールデンカムイは日露戦争後の明治時代末期の北海道を舞台にアイヌや狩猟、料理など様々な題材を扱っている漫画である。実在した人物でもある新撰組で有名な土方歳三や永倉新八なども登場し、歴史にも精通している。

本作は手塚治虫文化賞の大賞取った実力派の大人気作品。2019年3月には累計発行部数900万部を突破し、2019年5月までに17巻まで発行されています。アニメ化もしており第24話まで放送されている。

ゴールデンカムイの牛山辰馬

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作中に出てくる牛山辰馬は元柔道家であり10年間負けなしであったことから”不敗の牛山”と呼ばれている。網走監獄を脱獄したあとも体を鍛え続けており馬をも足払いで倒すことができる力を持っている。

ゴールデンカムイでは網走監獄からの脱獄者が大きな鍵を握っています。実在した人物である白鳥由栄は脱獄王と呼ばれ、作中では白石由竹という名前で登場しています。気になる方はこちらの記事をどうぞ。

牛島辰熊との共通点

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牛山辰馬は常に鍛えることを忘れない。大木に打ち込み稽古をし、紐をくくりつけ背負い投げの練習。60kgの米俵を蹴り上げるなど日々鍛錬に勤しんでいる姿はまるで牛島辰熊のようだと言えるだろう。名前も見たとおり字面はほぼ同じで漢字も動物にまつわる字である。

作中では牛山辰馬が鍛錬する様子や熊と対峙するシーンなども描かれているので、これがもし牛島辰熊だったらと想像しながら読んでみるのも面白いかもしれません。見た目も牛島辰熊に似た風貌になっています。

かっこいい牛島辰熊

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名前を検索すると出てくる写真の数々は1900年代前半の日本人とは思えないほどの顔立ちとオーラを持ったものばかりである。もし現代に牛島辰熊が現れたら男女問わず魅了するスター選手になっていただろう。

日本人離れしたハーフ顔

ハーフ、もしくは外国人と言われても納得してしまうほどの彫りの深さで精悍な顔立ちをしています。しかし両親は精油業者だったこと以外詳細は不明です。九州は縄文系の顔つきが多いのでその血筋でないかと思われています。

鍛え上げられた見事な体

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日々かかすことなく朝から晩まで鍛え上げられたその肉体は男性から見ても目を見張るものです。常人が鍛えてもここまでの肉体を作り上げることは難しいでしょう。完璧なまでに仕上げられた体は憧れる方も多いのではないでしょうか。

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