三峯神社の「白の氣守り」が手に入らないワケ!関東屈指のパワースポットに何が?

三峯神社への参詣に際して霧が立ち込めるほどの悪天候をおすすめする理由はただひとつ。神の遣い、もしくは神そのものと崇められているオオカミ様の存在を身近に感じられるからにほかなりません。信仰心の厚さや霊感の有無に関係なく、霧の日に神社を訪れた人の多くが何らかの不思議な体験をしているのですから疑う余地もありません。

霧に浮かぶ拝殿は神話の世界

標高1000mを超える三峯山付近は「霧の三峯山」の異名を持つほど濃霧が多発する地帯でもあります。特に普段から厳かな雰囲気が漂う拝殿は、周りが霧深いほどぼんやりとまるで宙に浮かんでいるかのように見えるのです。

また拝殿の近くには三峯神社を建立したとされる日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の像などもあり、それぞれが霧の中に包まれて浮かぶ様子は幻想的な神話の世界を再現しているかのようでもあります。

三峯神社以外にもある!人気の激レアお守り

現存する日本国内の神社数はおよそ80,000社。ということは、まだまだ知られていない珍しいお守りもたくさんあるということです。ここでは筆者が厳選した3つの激レアお守りについてご紹介していきます。

1日20体限定!川越氷川神社「縁結び玉」

北関東を代表する縁結びの神様として知られる川越氷川神社。こちらには夫婦神が2組も祀られており敷地全体がハッピームードに包まれているというパワースポットです。古くから境内の玉砂利には縁結びのご利益があると言い伝えられ、今ではその玉砂利が「縁結び玉」という名のお守りとして珍重されています。

しかも縁結び玉は、ハッピーオーラのおすそ分け的な要素が強いため1日20個限定で無料頒布されています。日々丁寧に巫女さんの手によって整えられているレアお守りは、外装の麻袋が破れたら取り換えてもらえるなど石のご利益を長く身近に置いておける嬉しい工夫もなされているのです。

年4回の土用の日に授かる櫻木神社「金の病魔除守」

「毒を持って毒を制する」という言葉もありますが、強力な魔のパワーで病気から身を守るお守りを授けてくれるのが千葉県野田市の櫻木神社です。こちらで拝受できる「金の病魔除守」は年4回の期間限定で登場する貴重なお守りで、顔と口がそれぞれ二つという恐ろしい姿の守護神が、身体の中の悪いものを一掃してくれると言われています。

凶を引いたら頂ける師岡熊野神社「縁起直しの御守り」

むしろ凶のおみくじを引いてラッキーだった!そんな神社が横浜にあります。師岡熊野神社は境内のおみくじで凶を引いてしまった参拝客のために「縁起直しの御守り」を授けてくださるというありがたい神社です。シンプルな木札ながら裏にはご社紋である八咫烏もデザインされているなど、丁寧に作られているところも見逃せません。

まさに「災い転じて福となす」で手にできるかもしれないこのお守りは、災難から身を守り、持つ人に福をもたらすというご利益があります。常に携帯し大切に扱うとさらなる運気アップにつながるのではないでしょうか。

あえて確認しておこう!神社から授かったお守りの持ち方

cm_dasilva / Pixabay

ここまで三峯神社を中心にさまざまなお守りについてご紹介してきましたが、それぞれパワーが強大なだけに持つうえで心得ておきたいこともあるようです。以下を参考に基本的なお守りの扱い方をチェックしてみてはいかがでしょうか。

  • 雑に扱ってはならない
  • 暗い場所にしまい込んではならない
  • 足元などにおいてはならない
  • ホコリなどが付いた状態で保管しない

神様のパワーはお返しすることも大切

お守りやお札のご利益を待ちながら大切に扱うことはもちろんですが、何年も同じものを持ち続けるというということも良い運気を遠ざけると言われています。三峯神社の裏お守りはその最たるものですが、やはり1年という節目で所持しているお守りはお返しするというのが流儀です。

基本的には受けた場所に出向いて感謝を伝えお返しするのが最適ですが、遠方の場合は郵送で返納を受け付ける神社もあるようです。いただいたパワーは活かしつつ感謝を忘れないでいると、いつの間にか強運体質になっていたというラッキーも起こり得るようですよ!

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