彼らは幼いころから寂しい思いや恐怖心があったため、それを隠そうとしています。それこそが上記のような行動となり表にでるのですが、そうやって装うことで本来の弱い自分を隠し守っているのです。
自分で治療するのは難しい
家族であっても同じ屋根の下で生活するのは困難なため、きちんとしたセラピーを受けて自分の生い立ちを振り返り人とどのように関わっていくことが大切なのかを学ばなければいけません。
これからもっと増加する?
現在虐待で保護されている幼い子供たちが年々増加傾向にあります。それだけ身近に助けられるようになったということなのですが、たくさんの子供たちが心に傷をおったまま大人となったとき、人との関りで悩むことが増えるのではないでしょうか。
保護とケアが大切
保護し命を守ることが第一ですが、見えない心の傷のケアも重要です。愛されたいときに愛されなかったことは大人になっても引きずり、自分が親となったときも対応に困るでしょう。負の連鎖を断ち切るには心のケアが必要です。
三上静男と家族の現在は?
多くのメディアを悪行で賑わせた男の現在はどうなっているのでしょうか?またその家族はどうしているのでしょうか?平成の時代を賑わせた悪人の現在に迫ります。
三上静男は無期懲役で現在も服役中
涙ながらに名演技をして身の潔白を訴えましたが、日本の警察は悪を許しません。ただ決定的な全ての証拠はそろわず無期懲役と死刑の次に重い刑で罪を償っています。現在も服役中です。
山形刑務所内での様子
現在も同場所に収監されているかは定かでありませんが、同じ収容場所で服役していた人物によると大変口のうまいお爺さんといった印象だったようで、長年培ってきた性格は簡単に変えることは難しいようです。
同じく共犯者も服役中
彼の右腕だった悪人は死刑判決が確定していますが、別件での確定のため執行されずにいます。この上申書事件に関しては刑期20年が決められており、ひっそりと罪を償っており執行までの日々を過ごしています。
三上静男は家族を気遣う面も?
右腕に訴えられたことから始まったこのトラブルは、多くの記者が取材のために彼の自宅へ訪れます。その際に訴えられたことは事実と違い、関係ないことを常に主張します。
電話が鳴りやまなかったりと家にいても落ち着かず、家族のノイローゼ気味で困っていると家族を気遣う場面がありました。
家族はいた?結婚していた?
彼の家族について詳細が明かされることのないまま現在に至っています。あれだけ冷酷で自分のことしか考えられない人物が家族のことを気遣うことができるのか疑問が残ります。ただ単に同情を買おうと嘘をついていただけかもしれません。
サイコパスが疑われる彼ならあり得るであろうパフォーマンスです。
上申書殺人事件が元となった作品
世間を賑わせたサスペンスドラマのような実話は、人間の心の闇を映し出しているものであり、深く人々の心に突き刺さる作品として生まれ変わりました。人間誰もが起こりうるかもしれない紙一重な犯罪を題材としています。
書籍「凶悪−ある死刑囚の告白−」
手紙を受けた記者が手掛けています。死刑囚の便りの内容を元に取材を重ね文字に残しています。文字から伝わる迫力は映像とは異なる刺激を与えます。
映画「凶悪」
文章とは違い動きを付けたことで、よりリアルに生々しさが伝わり引き込まれます。キャスティングも素晴らしく役になりきった俳優陣たちの演技が見ものです。
フィクションの作品でも登場
罪人を題材とした作品で、私たちが知らないだけで意外に多く登場しています。サイコパスやソシオパスのような破壊力のあるキャラクターを登場させ、よりストーリーをスリルにさせています。
デスノート
意味のない人間は全員死すべきだと歪んだ思考に基づきとてつもない人数を殺めていきます。のちに自分は神だと思うようになるストーリーは、飛び抜けた頭脳が見どころになっている作品です。
ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子
主人公が抱える心の闇や過去が徐々に解き明かされるほど、恐怖を覚える物語でフィクションですが、狂気的なシーンが多数登場しハラハラしながらも物語に引き込まれていく作品です。
死刑囚を信じた記者の功績
事の発端は、右腕だった後藤が復讐として悪行を明かすため週刊誌の記者へ便りを送ったことからです。そして記者が死刑囚の言葉を尊重し、きちんと行動に示したことが世に悍ましい出来事を知らせることになりました。