夜暖房を切るときには保温が必要になります。発泡スチロールで覆ったり、ダンボールを巻きます。乾燥も嫌いますから、葉水をしましょう。霧吹きで葉っぱに水をかけます。冬場は霧吹きの水だけで、乾燥してきたら水やりをします。
ウツボカズラは季節によって水の管理方法を変えること
- 8K / Pixabay
ウツボカズラは周りの湿度が70%を切らないようにして下さい。根腐れしないように注意しながら、株全体に霧吹きで水やりをします。水苔を使っていたら夕方には水苔を湿らせます。秋、冬は水やりは減らして乾き気味です。葉水は毎日必要です。
ある程度の気温が必要なウツボカズラ!冬は室内へと移動させる
- LUM3N / Pixabay
ウツボカズラは直射日光を嫌います。寒さも苦手です。9月半ばには部屋の窓際に移して、ガラス越しの日差しを当てます。動く風は好きなので、たまに窓を開けて空気を入れ替えて下さい。腰水は切らさないようにします。
枯れた葉や伸びすぎたつるは切るようにする
- AnnaliseArt / Pixabay
なかなか手がかかりますが、品種が多いので、手があまりきらないものもあります。植物なので、お手入れはしてあげます。のびすぎた蔓を切ったり枯れた葉の整理をする程度のお世話は楽しみのうちですね。
世界各地に存在する食虫植物!その種類や特徴についてたっぷり紹介
- composita / Pixabay
植物虫植物は世界中のいたるところの悪条件下に生息しています。高山だったり熱帯の湿地帯、砂漠南極、沼や湖の中。その悪条件の元、養分をとるために、自らの器官を変化させて生き延びてかたのです。
落とし穴式のヘリアンフォラ!群生する姿が非常に魅力的
ヘリアンフォラは群生しますから、見事な眺めになります。でも一般の我々はなかなか目にする機会はやってきません。なぜなら、ギアナ高地のみに生息する品種だからです。形状はセラセニアによく似ています。
花の美しさがポイント!粘着式のピンギキュラ
ピンギキュラはムシトリスミレ属です。花はスミレの花に似て可愛い花を咲かせます。ムシトリスミレは種によって育てにくいものもあります。80種くらいありますが、温帯低地生のものが育てやすいです。養分が少ない湿った土が適しています。明るい日陰で育てます。挿し葉で増やしたり、株分けで増やすことが可能です。
スミレにそっくりな花を咲かせる?粘着式のムシトリスミレ
ピギンキュラや、朧月、エセリアナなどが観賞用に出回っています。葉の表面から粘着する消化液を出して虫をくっつけて消化します。花は可愛いのですが、自然界を生きて行くための手段は恐ろしいですね。