青い鯨はロシア発の自殺ゲーム|指示内容や世界各国の対応、日本への影響も

もともと、ロシアで行われていた時から話題となっており、それを実際に体験する若者が各国で出るにはそう時間がかからなかったようです。各国でそのゲームの挑戦者が出始めたのです。そして自殺者はますます増えていきました。

ブラジルでは「ピンクの鯨」や「黄色のカピバラ」で対抗

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各国に広がっていったことで、国々ではその対抗手段を講じなければ、どんどん犠牲者が増えると考えました。そこで講じられた対抗策を紹介していきましょう。まずはブラジルのケースです。ブラジルもこのゲームが広がった代表的な国になります。

この国では、このゲームタイトルを文字取りピンクのクジラや黄色のカピバラといった、命を重んじる思想や、救済するといった運動を実施したりしました。

アメリカでは同名サイトで幸福などを促進する課題を出している

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アメリカもこのゲームが広がったことで対抗策を講じました。その対策方法が、同じゲームタイトルを用いて幸福を促進するさせるような指示を出すというものです。あえてこのタイトルを使い生きている時の幸福を促進させようと対応したのです。

幸福を促進させるような指示を同名のコミュニティから出すことで、幸福度を上げていき精神面を良好にするというものになります。

中国では青い鯨と関連性の高いコミュニティを摘発

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各国で対策を講じる中、日本のお隣の中国ではこのゲームと関連の高いコミュニティが発見され、摘発されたとの情報も上がっています。2016年5月11日、中国の新聞社である中新社が、関連性の高いQQというチャットアプリ内のコミュニティを摘発したのです。

そのコミュニティの数は12個もあり、当時そのニュースは衝撃的な情報でした。そもそもそこまで影響がないだろうと軽視していたこともあり、ここまでこのゲームの影響が出ていると思っている人は少なかったからです。

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さらに、日本においてはこんな近くまでこのゲームが影響を及ぼしていることは非常に危険な事態でもあります。秘匿性の高い日本であれば、瞬く間にSNS上で広がり拡散は止められず自殺者も出てしまうでしょう。

ブラック企業など精神面で疲れている人も多いといわれる日本であれば、こういったコミュニティで必ず自殺を志願する人が誘われる可能性があるといわれています。こういった状況もあり、中国での摘発情報は、日本においても無関係ではないといえるのです。

インドでは青い鯨に関するリンクの削除も

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2017年には、インドでも対抗策が講じられました。その策が、リンクの削除です。インドにおいても自殺者が続出したため、高等裁判所にてIT関連の大手企業に対してこのゲーム関連のリンクを見つけ次第、即刻削除の要請が出されたのです。

大手の企業はGoogleを始め、Facebookも例外なく、これらの企業に一斉にリンク削除の要請を出したのです。これにより、インドを始め多くの自殺コミュニティが減少していき、削除されたといわれます。

インターネット上で話題になった青い鯨!日本への影響は?

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各国へと広がった恐ろしいゲームですが、日本への影響はどうだったのでしょうか。インターネットでの広がりは止められるものではありません。その影響は日本にも広がることとなります。

青い鯨の指示内容にはSNSへの投稿も?ネットを通じて広がる青い鯨

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限定的なコミュニティで行われる指示や自殺志願者たちの行動ですが、ゲーム内の指示はネット上で投稿するといった事もあります。そのため、その投稿が一般の人の目にも触れることとなるのです。その結果、瞬く間にこのゲームは広がっていったのです。

現にSNSで投稿を命じる指示内容の中では専用のハッシュタグを使用し#i_am_whaleと打ち込まなければならないといったものがあります。そのため、この内容を目にした人はもちろん日本人の中にも数多くいると考えられます。

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さらに、ハッシュタグなど無くともそもそもがsかなりショッキングな内容となる今回のゲームは、もちろん人の目に触れるには十分な材料を持っています。こういったこともあり、ネットを通じて広範囲へと広がっていきました。

青い鯨に挑戦したフランスのYoutuber「Avatyga」が自殺?

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ネットを介して多くの人に触れたことで、中には挑戦してみようとする人も出できます。中でもフランスのとあるYoutuberが挑戦したことで話題を呼びました。その人の名はAvatyfgaです。Avatyfga氏は、ネット上で知ったこのゲームに挑戦したのです。

配信を行う中では実際の指示を行うシーンなどもあったようですが、そんな中突如として姿を消しました。突然の出来事で話題を呼び、自殺したのではないかといわれていますが、その真偽についてはわかっていません。

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